開発しました。
「夢と知りせばさめざらマシーンを」。
あぁ、そうそう。「を」まで含めたネーミングですから。
あしからず山の金太郎。


ありますよね。
人生で、夢を見ているときに「ああ、これは夢だ」と思っても、覚めてしまうことが。
これは人類有史以来の願望「ゆめとしりせばさめざらましを」をかなえる画期的マシーン。


使用方法は簡単です。
このマシーンをつけて寝てください。
そして良い夢を見て、なおかつそれに自覚的なシチュエーションが訪れた際、
「ゆめとしりせばさめざらましを」と唱えるのです。
するとあら不思議。その夢が現実になります。

以降、あなたは自分の夢の中のパラレルワールドに住む事になるのです。
でも、パラレルワールドといったって、
人間一人の頭で考える世界です。ディティールは超いい加減。
人間の妄想の他愛なさ、世界観構築における他者への依存度が浮き彫りになると思います。


そう思ったら唱えてください。
「ゆめとしりてぞえさめまほしき」と。

そうすれば夢はリセットされます。



え、世の中(男女の仲)の夢ならばそうは思わないと。
うーん、
それは夢ではなく、無間地獄です。


人はね。
主と朝寝をするために、三千世界の烏を殺すのではなく、
三千世界に烏がいるからこそ、主と朝寝がしたいのです。


朝が来るから、夢を見る。
夢のために朝があるのでは、ないのですよ。
わかっているのですよ。みんなみんな。

で、私の昨日の夢なんすけど、室山まゆみ先生に直筆のあさりちゃんを描いてもらって、凄いハッピーな気分になる夢だったんだよなー。夢って良くわかんないですよねぇ。別にそんなに死ぬほどあさりちゃんが好きってわけでもなかったのに、なぜか、なぜだかえもいわれぬ幸福感だったんだよなー。
フロイト先生が言う「抑圧された深層心理」にしてはチョイスがランダムなんだよなぁ。ホント。頭の中の妖精がビジュアルと感情で別々にルーレット回して決めてるんじゃないかしらん。

頭のなかで「あーきれったあーのこっはあーさりっちゃんっ♪」(作曲小林亜星)のメロディをリピートさせながら描きました。こんなんだったけか?こんなんだったよなぁ、たしか…。単行本を集める気力は無いが一から読んでみたいマンガの一つ。