理不尽、不尽也 (りにつきざること、つきざるなり)
げげげげげげげげげげげ。
げが十一個。だからどうしたと問われても困る。意味なんてない。仕方ない。
ということで皆さん。理不尽はいつあなたに襲いかかってくるかわかりません。極力、理不尽が減らされたかに見える現代でも、あなたの後ろにそれは潜んでいるのです。そんな理不尽に対処するために小市民のわれわれでもできる対策がひとつあります。
自分がさらなる理不尽になることです。下手に大人ぶっていてはいけません。こちらも理不尽で返してこそ、はじめてコミュニケーションが生まれるのです。犬養ボクドー*1の「話せばわかる」は通じないのです。われわれが傍から見る理不尽も、一緒になって付き合えば案外コスモス(秩序)だっているものです。そして理不尽の側に立つことで初めて「理不尽を冷笑していたわれわれも、また理不尽であった」と気づくのです。そう、秩序だった理不尽と自由な理不尽。この世には理不尽しかないのです。