2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

るりぽえむ

瑠璃の中には宇宙がある。 拡散し、ギネスビールのように寄せては返る銀河の波が。 瑠璃の狭間に漂って、波紋を無間にかたちどる。 瑠璃の中には空がある。 ウルトラマリンに千切れ雲ひとつ。 どこへ行くでも、来るでもなしに。 瑠璃の中には海がある。 手で…

あまりにもかっこいい数珠なので絵に描きました。 かっこいいでしょう。

瑠璃買うたの小唄

ついにねんがんの瑠璃入りの星月菩提樹念珠を購入しました。歓喜のようすを唄にしました。 〈瑠璃買うたの小唄〉作詞作曲・mantrapri 瑠璃瑠璃瑠璃瑠璃瑠璃買うた〜。 ラピスラズリを買うたった〜。 瑠璃瑠璃ルリルリ南央美。 瑠璃の念珠を買うたった〜。 ラ…

あなたはだぁれ?

上記のタイトルはウルトラセブン第47話から取りました。この話は私の敬愛する上原正三の脚本で、アパートの住人のコンパートされた生活と、そこに忍び込む侵略者の姿を描いた作品です。団地が死んでいく (平凡社新書)作者: 大山眞人出版社/メーカー: 平凡社…

四大週刊誌雑感

ナマのマンガ読みになる宣言を以前にしてから、四大週刊少年誌を一ヶ月買い続けました。ここで雑感ともども気づいた点をお話します。 1.サンデーがカイジ路線 福本先生のマンガ自体が読めるのはマガジンですが、何故だかサンデーの方がカイジ路線を前面に打…

強敵(トモ)とはアイテムである 〜物語における「仲間」とは〜

さて、前回金剛番長の書評をしたときに述べた命題、 「何故、強敵(トモ)はテリーマン化するのか?」 について考えていきたいと思います。 アイドル番長揃い踏み - マントラプリの生涯原液35度 今回使用するテキストはこちら、キャラクターメーカー―6つの理論…

虹彩ぽろぽろ。虹彩ぽろぽろ。虹彩ぽろぽろ。 眼球にはりついた、虹彩ぽろぽろおっこちた。 コンタクト・レンズみたいにおっこちた。 泪の、瞳をつたうその滝の、あまりの重さに耐えかねて まつげをつたってしたたりおちた。 西洋人はみどりの、東洋人はくろ…

アイドル番長揃い踏み

最近読んでる漫画の新刊が出ました。金剛番長 2 (少年サンデーコミックス)作者: 鈴木央出版社/メーカー: 小学館発売日: 2008/05/16メディア: コミック クリック: 24回この商品を含むブログ (37件) を見るこの漫画、東京二十三区を統括する「番長」たちが、日…

ジョーフキョー菩薩にはなれない

雨には負ける。 風には負ける。 兎に角負けがこんでいる。 ジョーフキョー菩薩にはなれそうもない。 ジョーフキョー菩薩は侮らない。斥けない。人から馬鹿にされても、人を軽んじないことを、やめない。 私も侮らない。何故なら侮ることを侮っているから。そ…

右手、左手のことを考える

私の右手は、左手に比べて荒れています。 かさぶたができやすかったり、ごつごつしてたり、疲労を感じやすかったり、そのほか、エトセトラ。 まあ、要するに私が右利きだからであって、左手と比べて右手に対して過剰な労働を要求しているのでしょうな。日常…

地上1メートルの社禝

今、祖父の三回忌のため、山口県の離島にいます。 この島は長島(ながしま)といいまして、近世は朝鮮通信使や、北前船の往還で栄えていました。難太平記の作者・今川了俊もこの島を歌に読み込んでいます。 祖父の墓はこの島の高台の、そのまたいっとう高い…

クロス・ポイント 〜あしたのジョーはヤバイ7〜

世の、多くの国家、生命、物語にはクロスポイントというものがあります。 衰退への一途、はたまた華麗なる終末への助走。良い意味でも、悪い意味でも、折り返し地点。二度とは戻れぬその場所が、折り目が、確かにあるのです。 今回、矢吹ジョーが、カーロス…

権力を憎む人間は「反権力」になれない

私は権力が好きです。権力に組みしたいです。ただ、自分の主義に合わない権力が自分の眼前にたちふさがった時には、その権力と戦います。他の権力に組することによって。 そういう意味では私は権威主義者です。権威がないと人はなにもできないと確信しており…

ネット停止(ちょうじ)

どうもこんにちは。です。 インターネットの回線が料金滞納により停止されてしまいました。これで何度目だ、という感じです。てことで、今は外部から更新しております。とりあえず時節の挨拶から。最近、めっきり暑くなりましたね。春を通り越して 夏来にけ…

今月の大法輪

出てましたよ、最新号。 [rakuten:book:12918846:detail] 今回の特集は「知っておきたい仏教の常識」です。「大法輪」の購読を始めようと思っておられる方はここから入るのがうってつけ。 特集は【第一部 ブッダ・釈尊について】釈迦の生涯と思想から始まっ…

おっかなびっくり建築

私は建築を見るのが好きなんです。 で、その美意識の基準はおそらく「拙さ」 なんですね。 いや、ヘタウマがいいとかそういう話ではなく、オッカナビックリなチャレンジ精神のことです。 どんな時代の、どんな名人の建築にも必ず「拙さ」はあります。それは…