2009-12-01から1ヶ月間の記事一覧

ひとりなべ

今日はひとりなべ。 よなべでひとりなべ。 ひと、なべて、ひとり。 よは、なべて、こともなし。なべ、ひとり。今日はひとりなべ。 よるのとばりになばりてひとり。なべになばりし具をつまむ。なべ、ひとり。

今年の十大弟子

舎利弗 「今年は例の在家信者だけでなく、竜女にもバカにされた。来年こそは例の在家信者にコケにされないよう知恵第一で頑張る。」 目連 「今年は得意の神通力を生かしたかったのに、未解決事件の番組に呼ばれなかったのが、悔やまれる。来年はFBI捜査官…

アラビアのロレンス雑感

私の最も好きな洋画はデビット・リーン監督の『アラビアのロレンス』です。アラビアのロレンス 完全版 [DVD]出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント発売日: 2006/12/20メディア: DVD購入: 2人 クリック: 25回この商品を含むブログ (55件) …

【活性にごり生酒】増田徳兵衛商店 【要冷蔵】『 月の桂 本醸造大極上中汲にごり酒 720ml 』元祖 「米のシャンパン」【 冷酒 】【 濁り酒 】【 どぶろく 】ラッキーシールジャンル: 本醸造酒ショップ: リカーショップたかはしweb価格: 1,404円はーい、という…

仁和寺にある法師ごっこ

仁和寺にある法師、年寄るまで石清水を拝まざりければ、心憂く覚えて、 あるとき思い立ちて、ただひとり徒歩(かち)よりまうでけり。 『徒然草』 第五十二段 日本三大随筆のひとつ、徒然草(つれづれぐさ)の一段です。吉田兼好によって鎌倉時代の末期に書かれ…

今宵の月は八橋のようだ。 餅の半月光る赤黒く。 今宵の月は八橋のようだ。 中に黒餡をまぜてはべる。 今宵の月は八橋のようだ。 きっと嫦娥のように、 空からニッキの、 鱗粉ふらす。

五蠹(ごと)篇

待ちぼうけ 待ちぼうけ 今日は今日はで 待ちぼうけ 明日は明日はで 森の外 兎待ち待ち 木のねっこ 童謡「まちぼうけ」の歌詞の一節です。具体的には以下のような話。 農夫がある日昼寝をしていました。すると目の前でウサギが木の株に転げます。そして死にま…

物語力について

この物語力といいう概念には二つのサイドが存在する。 日常=親和。右顧左眄力(うこさべんりょく)とも言う 物語=不親和。物語は他者を排斥する。日常を自覚的に生きると「物語」化する。これは己の主体的なコミットメントを感じられる世界。妻に感謝、子に…

惜しみなく自己愛は与え

他己愛は限りあるもの。 自己愛の底は知れない。 聖人の如く愛するのではなく、己の如く愛したい。玩具のように愛捨てず、己のように保存する。 愛が足りないとは、他己愛がないのではない。自己愛を他人に及ぼしていないのだ。ナルキソスがほろびたのは、自…

蟻おりはべり

ある日、蟻を、見てました。 とてもちいさな蟻でした。 蟻より小さい蟻でした。蟻を摘まんで手に乗せて、 掌の臺(しょうのうてな)の小ホール、 小粋な踊りをさせました。たらたらたららと踊る蟻。 胡麻よりちいさきその頭。 砂よりちいさきその瞳。 つらつ…

師走

師が走ると書いて「師走」、12月を指します。mantrapriです、皆様お久しゅう。「怒りに我を忘れる」と言います。 そうなると、「我」があるうちは怒りはそこまでエスカレートしないということになるのでしょうか? 「我慢」できない。という表現からも我に慢…