私は泣いたことがない

♪私は泣いたことがない。ホントの恋をしていない。実は確定申告もしていない。忍者が使うのはくない。福井市出身の志士は橋本左内*1
このように自分の知識の範疇内で思いつくことを怪文にしてズベズベ並び立てる自己チュー野郎にはキツイお灸が必要です。ギュウ。
熱い、熱いよぉ!白状します!!私はホントは泣き虫なのです。動揺しやすいのです!だからお願いっ、虐めないでぇ!!
と、いうことです。私は感情のボルティモア美術館ではなくボルテージが上がると泣き出します。良い歳をした成人男子がはためいわくな話です。最近ではようやっと調整機構が完備し、冷血漢っぽくなってきました。うれしい。
まあ涙は自己憐憫の現れというのが通説ですが、一方で泣いている時はもっとも冷酷ではないかと私は思ったりもします。自己憐憫で一杯のときには人は他者に憐憫など感じません。この時が最も他者に冷酷に、忘惹無尽に振る舞えるのです。そう考えると『男が泣くな!』という陳腐な決まり文句は『男よ優しくなれ!』ということやもしれません。自己の感情に身を委ねて、他者を傷付けることなきように、と。
『・・・でもね。もっとも残酷なことができるひとは冷静なひとだよ。“残”酷すらも、遺さない。』
男って生き物には興味が尽きません、ハッハー♪

*1:越前松平藩藩士安政の大獄で若き命を散らす