正倉院リベンジ1

海はー広いーなー大キーなーイーってーみたいーなーヨソノークニー。
ということで他所の国にはいけないけれど、リベンジで正倉院展に行ってきました。宇多源氏くんを朝の七時にたたき起こし、一路奈良へゴウ。九時ぴったりに行くとさすがにすんなり入れました。平日ということもありましょうが、驚きのすんなりさです。内部の様子は明日述べます。今日は手抜きです。
で、九時に入ったはずが気づけば十一時半。さすがは正倉院展です。見るものを引き付けて離しません。で、土曜日のリベンジに新たな蕎麦所を探すことにしました。宇多源氏君とは道中ずっと国家珍宝帳(こっかちんぽうちょう)や経帙(きょうちつ)の素晴らしさについて話しました。いやー、正倉院展は素晴らしかった。素晴らしかった、素晴らしかった。特に珍宝帳と経帙がっ!!・・・他意はないよ。
で、ついた蕎麦屋が大人気。三十分ぐらい待って、ようやく蕎麦がでてきました。しかしそれの旨いことなんのって。鼠色の鈍い光を放つ蕎麦の弾力ときたら・・・もう。宇多源氏くんの頼んでいた天麩羅そばもかなりの天麩羅の量でした。腹いっぱいになったところで土曜に引き続き今西家へ。今度は酒を飲みに春鹿の超辛口から始まり、正倉院展限定の酒を次から次へとがぶがぶ飲んで、あまつさえ商品のオチョコを「チェンジチェンジ!!」*1と言って、新しいものに換えさせました。で、何も買わずに退散。外道です。でも今西家の会員です、私。
その後は宇多源氏君のチョイスで奈良県立美術館開催の、応挙対芦雪展に行きました。日曜日に亀岡にいって応挙の誕生地*2を見てきたのですごい奇遇です。僕的には応挙に軍配が上がりましたね。何故なら絵が上手いから。宇多源氏くんは図録を買って、学芸員さんの芦雪への弁護っぷりにウケテイマシタ。
その後、時間が余ったので日本最古のケーブルカーに乗ろうと、生駒駅へ向かいました。日本最古のケーブルカーは今では変な犬やネコの姿をしていました。気分はメルヘンですが、通学の子供たちが普通に乗り込んできてギャンギャン騒ぐので、夢の世界に飛びたてません。ピーターパンは一人で十分じゃぃ。ボケェ!!で、この後すごく切ないことになるのですが、何故だか明日に続きます。

*1:めらよしかず

*2:西国札所・穴太寺の隣にある