2011-11-19

15:15
東京国立博物館工芸室なう。雨のため、足利散策は断念。

15:16
伊賀の耳付花入が腰をひねって、頭を抱えているようで、かわいらしい。

15:25
アイヌ室なう。ペラウシトミカムイという兜の鍬形を模したアイヌの祭具を見てるんだけど、これって本土から伝わったものだよな、鍬形が源平期以前の古式なんだが、いつ伝わったんだろ。

16:09
東博資料室ではただいま寛永寺展を開催中。実は東京国立博物館の敷地は寛永寺の本坊跡地に建っています。本坊だけで国博がすっぽり入る敷地ですから、往事の盛観はいかばかりか。

16:12
二階、中国書画コーナーなう。フ山(1607〜84)さんの書風がぐねぐねすぎて狂っておる。

16:17
藤原夫人願経(ふじわらぶにんがんきょう)なう。藤原広嗣の妻(北家の人)が父・房前のために写経したもの。

16:24
ただいま東博明恵特集。夢日記、夢記(ゆめのき)も出陳中。

16:26
アンド聖徳太子特集も同室で開催中。南北朝期の聖徳太子絵殿や四天王寺縁起が出陳。

16:27
おお、妙法院後白河法皇像が出てる。

16:30
隣には土佐光信筆の桃井直義詮像が出てる。幸若舞の始祖で、足利義助の子孫ですな。

16:34
古今和歌集と古今伝授特集も開催中。三跡の古今集が一堂に会しておりまする。ただ泥の人(佐理)のは本人かどうか怪しい。

16:37
一休宗純特集も開催中。有名な髭ボーボーの肖像画の下絵も出陳。

16:42
刀剣ルーム入り口は信長特集。右筆の武井夕庵に北条氏の使者への手みやげの用意を命じたもの。

16:44
刀剣ルームには鎌倉時代の兵庫鎖太刀が。鞘がミツウロコのテクスチャでびっしり覆われているから、北条氏の関係の寄進かも。

16:46
加藤清正の娘・瑤林院が徳川頼宣に輿入れしたときに持ってきた関兼重の槍も展示中。

16:50
尾形光琳の質入れ証文展示中。元々は大家のボンボンだったのに絵に金を使いすぎてこんなことに…。

16:52
元禄年間のキリシタン証文なう。梵釈四天王と神祇にかけてキリシタンに戻りませんって文言、ようかんがえたらおかしいのう。

17:33
神田駅前ドトールなう。ローゼンの新刊読んでる。

17:44
先の戦争を否定するときに出てくるのは上官や憲兵を権力者、悪役にした「格差」社会の描写だけど、多分あの時代を否定したいのなら「格差」を描くより、挙国一致の「平等」主義を悪として描いた方がいいよな。


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