2012-03-02

14:03
九世紀。藤原冬嗣の子孫が伸張したことよりも、藤原三守藤原氏宗のソレが、同じ立場になぜなれなかったのかが、気になるしわからん。

14:07
氏宗はともかく三守の子孫が、かほどまでに振るわなかったのはなんでだろう。北家である必然性なんか、まったくないぞ、この時代。
冬嗣と三守。嵯峨からの君寵も、橘嘉智子からの信頼もたぶんイーブンだ。

14:10
イーブンってことはないか。四賢臣の配置。藤原三守と良峯安世はどうみても嵯峨と冬嗣を繋ぐための人々。つまり配置の基準が嵯峨、冬嗣側にある。

14:11
そうなると九世紀の北家の伸長の原因が、「嵯峨が冬嗣をキモイぐらいに信頼していたから」という、身も蓋もない理由になる。

14:12
で、私はこの身も蓋もない理由を信じていたりする。

14:24
嵯峨帝も嫁も、冬嗣の言いなりになるような殊勝なタマにはどうしても見えん。
逆に冬嗣の権力を担保するものも嵯峨帝以外のところにない。
で、嵯峨と冬嗣のキモイ仲を証明する要素はわんさか。(嫡子の名前を良で統一、掟破りで皇女を下賜)

14:26
お前ら、それぞれ嫁(橘嘉智子、藤原美都子)と別れて結婚しろ!!

19:34
伴善男の特殊能力。関わった平安仏教興隆の立役者を、僧俗問わず餓死に追い込む能力。
だめ過ぎ…。

20:18
元木先生の「保元・平治の乱を読みなおす」読んでる。清盛、マジでラノベの巻き込まれ型主人公だな、両乱とも。
本当、「主人公を悪役にしたくない症候群」の近年の大河むけだな、この男。

20:29
一方、ぐだぐだ巻き込まれ型の後白河。こっちは間違ってしまったラノベ主人公だな。適任者ではないのに、だれもオチをつけてくれず、終われない悪夢のラノベ

20:36
で、自分たちが主人公だと思っていた哀れな人々は信西藤原信頼だろうな〜。自分がキャスティングボード握っていたつもりが、悲惨な脇役だったと。

20:38
で、全てのキャスティングボードを握っていた超監督鳥羽院は暗黒面に入っていて、そんなことにはなんの喜びも見いだしていなかった。


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