2012-03-05
01:07
ラジオしゅーりょー。商人マインドの清盛と、土地マインドの坂東、寄生マインドの北条の話の対比が面白かった〜。
10:09
九世紀の素晴らしいところは、登場する人物のほとんどが詩作や法典の編纂に関わっていて、その人物のナマの声がレファレンスできるってことだよな。
詩作なら道長のころなんかもそうなんだけど、この時代は類聚三代格もあるから、議政官としてのナマの文言がそのままわかるし。
10:13
中世になると「物語」として、それぞれの人物が語られる頻度は高くなるが、生の声となると文章レベルが格段に下がるので、激減してまう。
14:07
益子なう。えきのり子さんの作品。 http://t.co/9ufAldUf
15:13
藤原長良の息子と娘たちの中の悪さというか、分断のされっぷりは一体何なんだ。
基経ー清和ライン、高子ー陽成ライン、淑子ー宇多ライン。みんなバラバラで対立してるとか。
15:25
やる男応天門。キャスティング決定の際、なぜか最初期に決まったのが、でるかどうかがわからない三善清行だったという。
15:38
諦めなければ夢は叶うなんてことはないが、諦めなければ夢の周縁での生き方は見つけることができる。これは結構事実。
15:45
梁の武帝にしろ、うちんとこの聖武ちゃんにしろ、菩薩皇帝は同時代人には限りなく迷惑な存在だが、後世への遺産は甚大なものがある。
千字文や文選がない世の中、想像できますか?
正倉院御物や国分寺、大仏がない世の中、想像できますか?
16:22
何故か、やりたいやる夫歴史シリーズのタイトルばかり浮かんで、本編がすすまん。
16:32
「やる実が上東門院になるようです」(藤原彰子)とか。
「やる夫は友達が少ないようです」(伊藤仁斎)とか。
「やる夫は徳川家臣になるようです」(渋沢栄一)とか。
「やる夫が時代劇を作るようです」(伊藤大輔。やらない夫は伊丹万作)とか、やりたいわ〜。
20:54
平安時代の法王どもが、出家した途端にフリーセックスモードに入るのは勘弁して欲しい。
22:37
藤原頼長の迂闊さを見ていると、学問がかえって賢明さの害となるという、ありふれた事実に気づかされる。多分、公任なんかも同じ病気。彼らはある意味学問によって、無防備な性格になっていると思う。
22:52
たぶん頼長や公任の病気って、学問という別の世界を、現実の中に勝手に投影して、他人がそれに反応しないのを、さも他人が「足りない」状態であると思ってしまうんだろうな。
この病気が彼らみたく傲慢にではなく卑屈に現れると、いわゆるマイナスイメージで語られる「オタク」になる。