2012-05-17
19:00
九世紀の仏教を理解するには、現代の落語業界に例えるのが一番分かりやすい。
つまり談志が最澄で、立川流が天台宗。協会が僧綱であり、寄席が官大寺への所属権。
19:01
そう考えると僧正遍照の凄さが説明しやすい。あの人はつまり立川流なのに、落語協会会長もやっている、ということ。
19:09
九世紀の仏教というのはつまり、皇室(パトロン)の作る御願寺(定席)が官寺並みの扱い(四大寄席)を受けるため僧侶(噺家)が育成する時代。育成した寺院(寄席)を中心に自分の宗派を拡大していく。そういう時代。そのロールモデルが最澄(談志)。
19:15
空海はあくまで既存の官寺(四大寄席)の中で自分の勢力を伸長させて行ったので、古今亭志ん朝かなぁ。ただ、弟子は道雄をはじめ、マイ御願寺を拡張し、そこに僧侶を囲い込んで純粋培養する、最澄のロールモデルを踏襲し出す。
20:50
水戸シネマなう。ストライクウィッチーズ劇場版みにきました。