2012-08-14

00:06
@baelzebub 蘇我馬子とか、中臣鎌子とか、同時代に「子」つく名前の男が結構いるんで、取り立てて珍しいわけではなさそうです。

00:11
自分のキラキラネーマーの定義。

1.外国に憧れる。
2.外国人名に、あこがれる。
3.外国人名と日本語を悪魔合体させる。
4.キラキラネームを自分の子供や係累につけようと、四苦八苦する。ばあいによっては自分すら変名する。

00:16
モリリン、あなたは例え石見人として死んでも、息子や娘はあなたがつけたドイツチックなキラキラネームを背負い続けて生きていくんだよ。

00:21
藤原仲麻呂の「日本キラキラネーム化計画」によって作られた那賀郡とか、温泉郡とかの二字郡名を日本人は未だに使い続けてるんだから、ヤツが日本最強のキラキラネーマーであることには異論の余地はないと思う。

00:28
称徳はさらに悪趣味で別部穢麻呂(わけべのきたなまろ)とか、感情に任せてなんの面白みもない、ただ周りが低くだけの名前をつける。1250年後の今見てもなんだかなぁと思うのだから、当時の人はマジ引いていたし、恐怖しか感じなかったと思う。

00:32
他の天皇はなんとかこねくりだして擁護できるんだけど、称徳だけはいろんな意味で擁護できないんだ…。感情がオープンすぎるという点もあるんだろうな、宣命の連発とか。

00:43
漢文に堪能なモリリンがドイツ風キラキラネームに走ったり、三田藩儒者だった白洲次郎の祖父さんがあっさりキリスト教に改宗したところをみると、極めるところまで究めた人間ほど、軽々とアッチの方向に飛んでいけるんだなと思う。
自称保守って、そう考えるとヌルいんだろうなぁ。

00:45
この「軽さ」を究極のところまで突き詰めると、キミも吉田松陰になれる。

00:52
だから、高学歴の人間ほど、子供にキラキラネームをつけるべきなんだ!!(嘘)
ただ、子供にキラキラネームつけといて自分は石見人として、死ねるなんて思うなよ!
自分は隠れてて、カーチャンに日本に追っかけてきたエリスを追い返してもらうなよ!
…なんで、こんなに森鷗外をディスってんだろ。

01:05
@suicidkid 脳内でやってるヤツはゴマンといます。脳からだだもれて、現実に影響をおよぼさねば、キラキラネーマーとは言えません。

01:35
@Izumi_asato 父母が悪かったのか、最初の男(仲麻呂)が悪かったのか…。才能に関しては、仲麻呂の乱のキャスティングボードの握り方とか、上皇謀反の白眉ともいえる鮮やかさですもんね。平城帝にアレはできない。

01:41
@suicidkid ノートを手にする前はそこそこ内気で従順な青年っぽく見えたのは、あのキラキラネームによるイジメに合わないために、当たり障りのない人格を幼少期からまとっていった結果なのかもしれやせん。

01:56
@Izumi_asato 後継と目した連中もグダグダのつぶしあいですからね。
にしても平城京ってヤンデる人多い。宮子とか、聖武さんとか、井上死んだあとの光仁桓武親子とか。平城帝もそうですが、あの都に戻るとますます病む気がします。

02:01
法均尼に裏切られた(と思った)ときの称徳って、テレビ小説「春よ来い」で安田成美に降板された橋田壽賀子の「飼い犬に手を噛まれた」気持ちだったんだろうなぁ。
だからって彼女に狭虫って、ドキュンネームをつけた称徳は擁護できない。

02:04
称徳の女官って吉備由利とか法均尼とか、どうして吉備出身の連中ばかりなんだろう。そして二人とも絶大な信頼を受けている。

02:12
たぶん当時の人にとって、「和気清麻呂の姉が法均尼」ではなく、「法均尼の弟が和気清麻呂」という認識だと思う。

02:15
@suicidkid 手筈通りに道鏡皇位を譲る託宣を持ち帰らずに、弟とグルで称徳を騙したんだから、怒るのはわかるが、やり方が尼(称徳は出家後即位)の身分のくせに下品すぎる…。

02:26
@suicidkid おれ、法均尼はなんも悪くないと思うんだけどね。
だって、親族会社の女会長が女秘書に「私の贔屓の占い師に会社継がせるから、アンタの名前で必要書類用意してきて」って言ったら、ボイコットするでしょう。フツー。

02:29
@Izumi_asato 奈良朝があそこまで血を見なければいけなかったのも、そこのところがあるんでしょうね。良吏の時代を経て、ようやく安定した人材供給とポジション分担ができるようになったのか、と。

02:31
@Izumi_asato 称徳→真備→由利で、称徳→法均清麻呂という、それぞれ信頼相手と係累の結びつきが逆パターンで面白いですね。

02:42
@Izumi_asato 同じような現象で興味深いのが、嘉智子の立后が決まってから、藤原美都子など関係者が女官として出仕しだすんですよね。清和朝では良房の義妹の源全姫が清和の側近く仕えますし。
男官が優秀な場合、その結びつきが先で、親類が女官に抜擢というケースが多い気がします。

02:52
@suicidkid しかもその女会長、子供がいないから、しりぞいた後の会社への影響力はゼロ。もし占い師を会長にする手伝いをしたら、後で手引きした自分が標的になること、間違いなしだかんね〜。

03:01
@Izumi_asato 桓武朝から清和朝にかけて後宮へと入る女性が異常に増加しますが、あそこらへんが過渡期なんですかね。で、源氏が量産体制に入る。

22:54
おおかみこどもの雨と雪見てきた。
あれ見てようやく「橘嘉智子がふたごのうち、息子の仁明帝を選んで、娘の正子にひどい仕打ちができたのか」が、わかった。

22:59
夫が手の届かないところにいる母親は息子を「庇護下にある恋人」と、見るんだな。
その上、息子の体が弱かったり、心配要素が大きいとますます母親側の「依存」を強める。
ああ〜、これが嘉智子のレゾンデートルであり、死因だったか。

23:03
まさに「親子草」になってしまったんだな。あの母と息子は。おおかみこどもの雨みたいに外の世界には出ていけなかったし、送り出すこともできなかったんだ。
共に枯れるしかなかった、親子草。


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