本の危険性

戦争論〈上〉 (岩波文庫)

戦争論〈上〉 (岩波文庫)

私の近所の古本屋には、この他にもマキャヴェッリの『君主論』やら『孫子』やら、軍学関係の本が大量に流れつきます。なにものかが平成維新を企み、挫折して蔵書を処分したのでしょうか。しかし千人単位の私兵を持たないと役に立ちそうにないですなぁ、いずれの本も。まあ、私が残らず買い取らせていただきましたけどね。ごちそうさん
このように一箇所の古本屋で蔵書を処分するとその人の性行が見えてくるラインナップになります。あ、漫画は心配ありませんよ、有像無像にまぎれるんで。私は昔からものが捨てられないタチなので家の中に本の塔が何箇所も建立されています。だから逆に性行がバレル心配はありません。しかし図書館で本を借りたとき、伝票をうっかりはさんだまま返却すると、次の借り主に、
トンデモ超変態系

トンデモ超変態系

などの性行を露呈してしまうことになります。こちらの過ちはしばしば犯す羽目になってます、わたし。