不吉ですね・・・。全然って言わないでくださいよ、そこ!

13日の金曜日 パート2 [DVD]

13日の金曜日 パート2 [DVD]

確かに金曜日でないとジェイソン・ボーヒーズの坊やはトチ狂ったママの霊に先導され、クリスタルレイク*1での虐殺はしないでしょう。だけんども下準備ぐらいはしてるはずです。クリスタルレイクでふやけた体を陸に上がって乾かしたり、アメリカの恥部たるサノバヴィッチなハイカーたちがやって来易いように池周りの掃除なんかもしているはずです。暇があればママ*2の写真を眺め、物思いにふけったりもします。「キル、ジェイソン、キル!!」と繰り返す、息子のために大鉈を振り回し男女を虐殺する優しいママ。ホッケーマスクの下の目も潤んでくるはずです。
それから歴戦の勇者の証である体の傷を見ては過去の思い出に浸るのです。そう、彼は少年だったころよりホッケーマスクだった今のほうが人生的には長いのです。死闘がかれの生き様、チェーンソーとナタが彼の両腕です。あと工務店にも行ってますね。あれだけシリーズが続いても切れ味のいいナタはそうそうないでしょう。おそらく近くに住んでいる職人肌の鍛冶師が「今日は十二日・・・、木曜か!ボーヒーズの旦那が来る頃だな」と、ナタを鍛えて待っています。そこにずぶ濡れのジェイソンがヨッタヨッタと来ます。「ダンナ。そろそろ来る頃だと思ってたんだ。今回も鍛えときやしたぜ」ジェイソンは無言でポッケからお札を出します、ふやけた「いいんですよぉ。ダンナからお金を取るほどケチな男じゃございやせん。ささ、明日は頑張ってくださいよ」このような奇特な支援者がいるはずです。ホッケーマスクも下手をすればこの店で購入してるのかもしれませんね。ヒデーオヤヂです・・・。
楽しい金曜日を前に最後に彼が考えること、それはもちろん今回のパターンJ*3についてでしょう。

*1:名物がジェイソンな湖。おつむの軽い男女が毎年訪れ、肉片になって帰ってくる

*2:ジェイソンのママ。一作目の犯人。罪をジェイソンになすりつける冤罪の話は私の管見でもに三作はあり、彼に優秀な弁護士がつけば名誉毀損罪で数億はぼったくれるはず

*3:全シリーズ共通。死んだと思ったジェイソンが必ず最後にやらかす出オチ