大人は汚く・・・ない

私は偏執狂(モノマニア)なので一つのものにしがみつきがちです。これを幼児性ととらえると、タイトルにもありますように「大人は汚いか否か」という「親権によって養われる真剣十代しゃべり場で取り上げられる問題になります。
さて、わたしのモノマニアっぷりを現実社会で披露するとどうなるでしょう。このような例が挙げられます。

ケース1
人物A「mantrapriさん、趣味は読書だということですが、どのような本を読まれるんですか?」
mantrapri「はい!仮面ライダー大図鑑を少々。特に気に入っているのは5巻です!!わたしの大好きな仮面ライダーストロンガーの紹介と一緒に生田スタジオ周辺のロケ場所案内も併設しているんですよ。マップと駅からの徒歩時間も入れてくれれば完璧なんですが、そこは贅沢というものですねアハハハハハハッハ」

・・・アジャパーですね。私が特撮のことを何も知らなければこのような危険な輩に近づく気にもなりません。これを幼児性とすると、大人の対応はこうなります。

ケース2
人物A「mantrapriさん、趣味は読書だということですが、どのような本を読まれるんですか?」
mantrapri「はい。歴史物などを好みます」
人物A「具体的には?」
mantrapri「塩野七生の「わが友マキアヴェッリ」が好きです。」
人物A「ほぅ。どのようなところが好きなんですか」
mantrapri「はい。主人公マキアヴェッリはイタリアの政治家なんですが、絶えず揺れ動く国の情勢にもかかわらず、自分の信念を貫くところに惹かれました」
人物A「なるほど。」

はい。まあこんなんが大人でしょう。ポイントとしては聞かれたことに対して一方的にくっちゃべっていないこと。「イタリア」という一般の人に伝わりやすい部分だけ挙げて「フィレンツェ」なんかの細かい国名を挙げないこと。また「国民軍」の創設という説明に時間を要する伝わりにくい事柄を抽象化して、触れていないところもポイントですかね。相手が気になったら細部に関しては質問してくるでしょうから。また少々高尚っぽさを匂わせるところもポイントですね。
かように大人の対応は自分の興味、趣向より流れを大切にするところにあります。滞りなく、合理的に物事を進めていくことが要求されるんですね。群隊(レギオン)として。この行動様式は綺麗なんじゃないでしょうか。したがって親権十代の皆さんは番組はなけれどもこれからは「大人は綺麗に統一されすぎている!!」と批判していくべきでしょう。