文化代革命

私は日本国民として健康で文化的な最低限度の生活を送ることをモットーとしています。そこで文化とは、伝統とはなにかを考えてみます。
えー、ぶっちゃけますと「絶滅の危機がある、ないしはそう思われている過去に隆盛を誇ったもの」こんなんでましたけど。国が落語や謡曲には保護制度を設ける一方で、現代漫才やポップスにはそういった観念を抱かないのはこのためだと思われます。ゴキブリをたたっ殺してもオオクワガタは数万で買うのと同じ原理です。レアモノこそ文化。
そう考えると、人間の保護無しには娯楽は文化に変ずることなく、斜陽とともに滅びることになります。適者生存の野生の原理のもとにクチハテることになりますぬ。てことは人間は必ずしも適者生存では生きていないのですね。文化は人間の「アンシン」なんです。ナチの自然回帰のエコ思想が適者生存を含んでいるのは、あながち無秩序な取り合わせではないのでしょうね。しかし、人間はそれでは生きられぬ。不自然な生き物。