前回までのあらすじ
魔弾少女ティンクルビィンクルはアメリカの銃社会に間違った形で犯された気の毒なトリガーハッピーである。彼女は人類の平和よりは自分の欲望の充足のため、今日も魔弾を射テコマスノデアル。
「・・・ちとまて。なんなのさこの紹介は。まるで悪役じゃんか!!」


あらあら、これはこれはティンクルさん。今日はまた変わった登場の仕方ですね。


「気の毒やらトリガーハッピーやら黙って聞いてれば好き勝手言って
          さ。こっちにも言い分ってもんがあるんだよ」


言い分?



「おうさ。アタシは狩人。狩人は何者にも妨げられず猟をする自由
         人。魔弾を使った魔法狩人とてそれは例外じゃない。魔弾もて人を
         からかい、笑い暮らすのがアタシ、ティンクル・ヴィンクル。魔法年
         齢18歳。今を時めく亜国の狩人」


そんな事で時めかれても。いい年こいてイタイヒトだなぁ・・・


バゥン!!(無言で魔弾発射)


ぎやぁぁぁぁぁ!!私の頭がアメリカシロヒトリ*1にィッ!?


で、なんだって?


頭が勝手に飛んで行く。うぐぅ、このままだとリアルタケコプター状態で首が引きちぎれる!!ゴメンナサイミスティンクル。ワタシガマチガッテイタヨ。キミノコウマイナシソウヲリカイシナイボクハノウタリンノオタンチンダ!!!


「分かればよろしい。アタシは寛容!」バスン!!(魔弾をも一発)


ふぅ、助かった。どうにか顔から鱗粉がわしゃわしゃ湧き出る以外は人間に戻った。


「今回はこんな掛け合い漫才で終わったけど、次回は魔法シェリフ、
         アニー・キャラハンとの決着つけるよ!!応援ヨロシク!!」


・・・だ、そうです。適当に話をあわせてあげて下さい。でないとあなたもアメリカシロヒトリ
続く

*1:白い蛾