こうして福井県の県庁所在地・福井市サンダーバードを降り立った私。機械文明、交通戦争の一兵卒になるべく期待で胸を膨らませる初年兵・マントラプリでアリマス。アリマスは長州流の返答でアリマス。交通戦役初年兵としてまず行うべきことはお世話になる土地のことをよく知ること。越前(福井)のことを知らずして、これからの修行の心構えはできないのでアリマス。ということで福井県庁に向かいました。
福井県庁は福井城の上にドンとのさばっております。江戸城の皇居化のように旧政権のランドマークを新政権の拠点にすることは民衆へのアッピールにも適していることが伺えます。これぞ帝王学ですなぁ。私も今は一兵卒未満ですが、これからバリバリ車をうんてんして出世街道を爆走、いずれは交通大元帥へとなりたいものです。そんな思いから、帝王学への理解を増すために福井市立郷土歴史博物館へ。
今回は特別展ということで越前松平藩の進んだ科学技術についての展示が中心でアリマした。藩主の松平春嶽(まつだいらしゅんがく)は好学大名として有名な方でその下からは橋本左内先生や由利公正先生など、日本の近代化に尽力した人々が多く排出されているのでアリマス。イヤァー、長州藩士としては尊敬の念で一杯でアリマスヨ。そんな藩主のコレクションの中でも一際目を引くのが紙製人体模型ことキュンストレーキでアリマス。フランスから直輸入したコレは紙製のくせに立体で、内臓の展開、パーツの取り外しができるスグレモノ。従来の蝋製人体模型の精巧さにくらぶべきもありませんが、基本構造を把握するならコレで十分でアリマスし、持ち運びも容易にできるから便利です。モウ私「キュンストレーキに胸キュン」でアリマス。
こんなのです→http://www.history.museum.city.fukui.fukui.jp/image/kun2.jpg
・・・と、かように現実逃避をしていましたが免許教習という軍靴の音は黙々と私に迫っていたのでアリマス。次回「ヨカッチャカはトカレフの臭い」に期待してほしいでアリマス。ちなみに15日間の合宿がまだ半日も述べられてない遅筆ぶりはなんなんでしょ。