オレゴン州最大のカルト教団・ベンジャミンスプラッシュ聖堂騎士団が、その資産を傾け超大作映画を作り上げた!!
教祖のピーター・ホノルルマラソン(46)が自己の半生をハリウッドの最新SF技術を駆使して、再現!!

しがない配管工だったピーターが1989年に世界唯一の神にして、地球の母・谷口のり子(何故か日本名)の啓示を受け、自宅の庭に鯖缶を積み上げだしてから、偉大なる伝道の生涯は始まった。
彼は神・のり子の偉大な思想を広めるため、キャンピングカーを大本殿兼自宅に改造。「動くおおやしろ」と名づけたそれで世界横断の旅に出る。何故かチチカカ湖十和田湖周辺で彼の教義は大ブレイク。信者は教祖から授けられた神の分霊(おかみしろ)を自家用車に積み込み、そのまま教祖の後を追ってパリダカアメリカに凱旋帰国したその教団はさながらマッドマックスだったという。

ところが1996年、教団に第二の転機が訪れる。教祖ピーターがディズニーワールドに教団幹部と訪れ、ミッキーマウスを感得。それまで唯一神だったのり子が霊的に進化し、ミッキーマウスになったという新教義を開発する。(ここの事情は教団内で最重視されている教典『ミッキーのことば』第六章に詳しい)
この事で教団は二つに割れると思いきや、ウォルトディズニー社からの弾圧により一層の強固な団結を得ることになった。

ここまでがエピソードワンだが、現在ウォルトディズニー社との訴訟戦争を行いつつ鋭意製作中。訴訟の流れ次第では最高神・ミッキーが画面に登場するかもしれない!乞うご期待!!