1968年の映画「夏の日にさよなら」から近年まで、実に40年近くにわたる監督人生を務めてきたハリウッドの名物監督・アラン・スミシー。この新書はアメリカで発売したものを日本人の読者の為に翻訳したもので、アラン氏によって映画作りにかける意気込みや、困難の多い監督の仕事について赤裸々に述べられている。殊にアラン氏が監督を務める現場は苦難やトラブルが多いことで有名であるが、氏の名前が冠されたフィルムはそれらの困難を乗り越え、映画化されたものである。
映画という産業の難しさと、アラン氏の努力を知るには最良の書となろう。


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アラン・スミシー・フィルム [DVD]

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