2008-04-20 [安息日] ティーパックの隙間から這いだす蛆虫どもを見る。 煮出されて、DNAまで、空殻になった奴等だ。 そんな有り様で、なお薄い紙を食い破り、紅茶の海を漂う。 一匹と目が合う。 向こうはこちらを知らない。私はお前を知っている。 だが、蠕虫だ。次に私が漂うときは、お前がそう思っても、構わない。だが、蠕虫だ。