行動について

最近考えることは「行動」についてです。
ばくぜんとしてますよね。うん、もう少し噛み砕けば「人から『きちんと動いているように思われる』行動の仕方」についてです。
つまり、もたついたり、トロトロしているように思われないにするにはどうしたらいいか。です。
これって、単純な問題じゃないんですよね。たとえ効率よく物事を進めていたとしても、動作がそう見えなければ「効率よく行動している」とは思われない。要は「見てくれで損をしている」わけ。逆に、実際はモタモタしていても「効率よく行動しているように見せかけれ」ば、人は誤解してくれる。
詐欺のような話ですが、まあ、人間世界の真実。
この、詐術がどうすれば実践できるか、考えているのです。そして出た結論、
「最初と最後、受け取り、受け渡しの動作をかっちりとまとめる」こと。
人からものを渡されたり、人に物を渡したりする。この対人の入り口と出口において相手を立てる。笑顔を見せる。
相手の方向に書類を向けたりして、利用しやすいように心がける。あからさまなほど。
こうすれば、人間は上書き保存する生き物なので、その前の過失を忘れ、恭しさに気をとられます。
最初と最後をカッチリまとめることに全力を割けば、オセロのごとく間に挟まれた過失はひっくり返る。人間は騙されてくれるのです。
最初と最後、どちらかに優先順位を付けなければならない場合は「最初」につけましょう。上書き保存されるとはいえ、最後のみではそれこそ「帳尻あわせ」と捉えられ、効率よく相手の記憶に上書きされません。
「自分は駄目だ」、「人並みのことができない」と思っている人は「最初と最後」を、できない場合は「最初」をカッチリやることだけを心がけることからはじめてはどうでしょうか。