2011-05-09

12:16
茨城県茨城町小幡北山埴輪製作遺跡なう。平成九年に国指定史跡となった古墳時代の埴輪工場です。見つかった窯の数は59基あり、全国で一番多いそうです。

12:22
このあたりは良質の粘土が採れたため、埴輪製作に適していたそうです。隣の石岡市常陸国府が置かれたこと、関東で二番目に大きい古墳がある事などを考えると、常陸国の中心であったことも埴輪生産が大規模に行われた理由に挙げられそうです。

12:24
埴輪を焼いた登り窯 http://twitpic.com/4vcv6z

12:34
埴輪窯跡。こんもり植林されている部分が窯の位置を示しています。このあたりの斜面に不規則に59基の窯が分散していました。 http://twitpic.com/4vcy68

12:36
ここらの土は粘土質のためか、歩くたんびにぽこぽこ沈みます。

12:48
小幡城なう。春風亭昇太立川志の輔が茨城公演の後、二人で行った中世城郭。 http://twitpic.com/4vd3ak

12:54
写真じゃ伝わりにくいけど、空堀すげー。空堀の方が郭よりも本体みたい。 http://twitpic.com/4vd5ak

12:57
このすさまじい空堀は堀底道(ほりぞこみち)として、通路に使われていました。敵が攻めてきた時にはここを漏れなく通るわけですが、迷路のような構造の上、うず高くなった両脇からの一斉攻撃を受けること必定ですね。さらには堀をよじ登ろうとしても急斜面で不可能。

13:00
本当にRPGのダンジョンにしか見えない。その筋の人間を連れていったら大喜び間違いなし!

13:08
本丸なう。木漏れ日が神秘的だ。誰もいない本丸の広大な空間を独り占めできるのがたまりませんねぇ。 http://twitpic.com/4vda3v

13:14
本丸周囲に張り巡らされた土塁から空堀を見下ろす。本丸がセンターにあるので、四方の土塁から、今敵がどの位置にいるのかが一目瞭然ですな。 http://twitpic.com/4vdc9d

13:20
土塁の上から見た本丸中央。あ〜土塁の上歩くのたのし〜。土塁と空堀という攻め手寄せ手の天国と地獄を体現できる場所に立つのはおもろいです。 http://twitpic.com/4vde86

13:37
土橋。空堀のため浮島のようになった郭と郭の間を移動するための橋。敵が攻めてきても狭いので一人ずつしか通れない。「城歩きのススメ」の中で、昇太が志の輔に土橋の説明をしたのはおそらくこの場所。 http://twitpic.com/4vdjmh

14:05
櫓跡なう。この城の防衛の肝として、この櫓跡から延びる変形武者走りがある。本丸、二の郭、六の郭の間を通り、五の郭と接続しているコレは、城中の状況を瞬時に把握できる一本道。

14:07
また、少ない兵士で武者走り両脇の敵を攻撃できる。ここと接続する五の郭は、この城の防衛の要だったんだろうなぁ。

14:14
翻れば、本丸よりも五の郭さえ落とせば、この城は終わりだろうな。ここを拠点に全方位の郭を攻撃できる。また、本丸並に広いので兵員も大量に入る。

14:24
ああ、面白かった。かなり考えられた城だったんだなぁ。

15:17
身近に仕えたくない天皇ベスト5。5位後白河天皇、遠くから見る分には楽しそう。4位後醍醐天皇、京都に帰れない。3位光厳天皇、一緒に地獄を見る。2位称徳天皇、宮中は行きすぎた仏教政策で針の筵。1位陽成天皇、殺される。

16:16
コーヒーを飲んでいると「あっ、納豆!」と思う瞬間がある。そんなとき、「こいつらはやっぱり豆仲間なんだな」と思う。

16:28
茨城は水戸城といい、太田城といい、片野城といい、今日の小幡城といい、多くの城が舌状台地(ぜつじょうだいち)に築かれているんだなぁ。

20:30
めだかボックス10巻購入。今までの単行本の中でこの巻が一番好きだなぁ。球磨川の括弧良さ(かっこよさ)にうち振るえる。

20:34
@gigan_yamazaki そうなると石井輝男の新東宝時代のギャングものも取り上げないと、仮面ライダーは語れなくなってしまいますね。

20:44
@1059kanri 佐々木氏にしろ細川氏にしろ半国守護(とおぼしき)分家が、戦国時代を生き残るというのが面白いですね。

20:56
@1059kanri 隣接していない飛び飛びの領国を経営しようとすると、どうしても守護代に頼らざるを得ないわけで。土地支配のありかたの転換に際し、数国守護というシステムはうまく適応できなかったのかなと思います。

21:09
@gigan_yamazaki うおお、仮面ライダーへの道は千里(万博公園・カメレオン戦)よりも遠しですね。

21:38
上杉謙信にしろ水戸黄門にしろヒトラーにしろ、血の繋がった孫子に美田を残す気が最初からない人間のバイタリティと偏向性はすさまじいものがあるな。後世の人間からの信仰も。これが童貞力というやつか。

21:51
そうなると童貞的であるか、そうでないかは、「子孫や血族によって己の行動の規定される度合いの高さ」に左右されるってことになるなぁ。英雄と呼ばれる人間には多くの場合、この「止揚効果としての血族」が無いか、うまく機能しない。

21:57
つまり英雄はマレビトか、マレビトたることを「わざわざ欲してしまった」人間がなるものなんだろうな。そういう人間には人は敬意を抱くとともに、そういう人間の子孫には彼との比較による厳しい批判の目を向ける。

21:58
そして子孫の瑕疵によって、英雄は磨耗していく。磨耗しないのはただ子孫を残さず、家を残したものたち。ある意味血族からの「批判のアクセス」が不可能なんだよなぁ。

22:01
そういうアクセス不可能な英雄になって初めて「神格化」というものが完成するのかな、と思う。

22:05
@Izumi_asato 噂でなくガチで坊さんとそういう関係になってしまった方に、清和帝皇后の藤原高子(たかいこ)さんがおられます。

22:10
@tukinoha 梅原先生にとっての「学問」とは、自分の匙加減でどうにかなる程度のものなのか…

23:42
@tokoyo たしかに。武烈のやんちゃっぷりは合目的性がない「非道」なので、分類としては変わるかもしれないですが、エネルギッシュさは似ています。

23:44
@tokoyo 子孫が残らなかったが、皇統が続いた(ことになっている)ため、悪し様に描かれる点も。

23:59
@tokoyo 花山院はスピード線などの漫画技法の開祖ですし、趣味人なので、同時代人なら頑張って仲良くやっていきた天皇ベスト1です、実は。


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