2011-07-21

20:11
三蹟の書を手に入れる方法。小野道風…えらい坊さんになって、彼の清書した勅をもらう。藤原行成藤原道長に根回しする。藤原佐理…彼の上司になれば、必然的に尻拭いをする羽目になり、山ほど詫び状が手に入る。

20:13
佐理は残っている書のほとんどが仕事のポカミスの始末書という、すばらしいダメ人間。

20:17
ただ、この詫び状が大三島の大山積尊(おおやまづみのみこと)にも通じて嵐を止ませるあたり、ダメはダメでも生半可なダメ人間ではない。

23:39
コクリコ坂見てきた。丘陵地帯にへばりついて生きているのは彼と彼女が海の子だから、ということが分かる絵づくりがよかった。だんだんと海がインフレーションしてってたし。海の向こう(アメリカ、浄土)に両親がいるところとか。海がいたるところにあった。

23:44
ヒロさんのぬぼっとしたカンジと、意地汚いとこと、地味にめがね外したら美人な点が萌えた。ほかのキャラがキャラ付けしていない分、よけい。

23:47
この作品、非常に記号的なキャラが少ないなと思った。いや、悪い意味で。カルチェラタンのモブ住人なんかはあれだけ個性的な場所に住んでるんだから、セリフがなくっても画面端にちらっとうつるだけで「あ、あいつまたいる」と思わせるような個性付けが必要だった。骨格的にも、アクション的にも。

23:52
あと気になったのが、画面に映る前からキャラクターが演技しているように見えない絵づくりと声の演技。なんで声優じゃなくて俳優を声にわざわざ使っているのに、「シーンが始まってからしゃべり出したり動き出したりしてる」ような場所ばっかりなのか。

23:55
俳優を声優の代わりにわざわざ使うのは、舞台経験なども加味して自然な演技ができると思ってじゃないのか?シーンが始まってから、初めて動き出すようなセリフの始まり方が多すぎる。

23:57
道具立てとか、背景とか、キャラ配置とか、そういうのはすごくよかったんだけど、演技指導とカット割りが、なんか…。


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