2009-05-03から1日間の記事一覧

第三十三 外儲説 左下

晋の解孤(かいこ)は自分の敵を趙簡主に推挙し、大臣とした。 その敵は思った。「解孤は幸いにも自分を許してくれたのだ」と。 そこで彼の家を訪れて感謝を述べようとした。しかし、解孤は弓を引いて射掛けてきた。 「おまえを推挙したのは公(おおやけ)ごとで…