連合赤飯

こう、何もない日が、続くと、思わず お赤飯 を食べたくなる。
ということで、皆さん。本当は「何もない日」なんてないのですが、こう思うことってありますよね。お赤飯は別として。日常を刺激的なものにするための数々のたくらみも頓挫し、戦艦大和の如く海底に寝転がっている私であります。
「うみ ゆかば みづく かばね。やま ゆかば くさむす かばね。おおきみの べにこそ しなめかえりみはせじ」*1
ですな。水底でぷかぷかと二酸化炭素を放出するのみです。山はもう行ったし、おおきみに至っては私では国の役にも、郡の役にも、郷の役にも立てそうにありません。かかる上はせめて海藻となって光合成し、地球生物のお役に立つのみです。
「プク、プク、プク、プク」
だけんどそんな妄想も、何もない日が泡海の如く消し去ってしまうのです。ムナシキコトコノウエナシ。寄る辺無き我が身、せめて赤飯を食べて「今日はお赤飯よー」という非日常となる一日について考えます。