デンパと言うも、その実交信できない者のことを指す
最近は物覚えがむっちゃ悪い私です。
頭の中で考えていたことが次から次へと抜け落ち、代わりに、「地方都市ｋを古代の姿に戻すためにはＯ椋池*1を無意味に復活させるべし！！」とか「ヤン坊とマー坊の二人だけでは天気予報も寂しいので、日野自動車と二社提供にして日野富子*2というヒロインを加えるべきだ！！」のような実現不可能、および実現できても不毛な洛南地方に関する事柄のみが雪のように降り積もっていきます。
今はまだ大丈夫ですが、この症状が二、三十年続くと、終いには日常会話にも「やあ、おはよう。今日はトランスフォーマー*3のコンボイがゴリラになったような嫌な日だね」とか、自宅では「会社の女性社員でアホトロール*4みたいに人気の子がいてね。そのうちカップ焼きそばのコマーシャル*5にでも採用されそうな勢いだよ」などという相互理解不可能な、自侭な言葉でしか生きられない切ない体になるでしょう。
この事態を防ぐために日常化作業というのを続けようと思います。当たり障りのない、程々なボキャブラリーを習得し、珍奇な言い回しや自分だけがウイットと思い込んでいる邪教の祭文を脳内より駆逐するのです。これが完成した暁にはきっとどこに出しても恥ずかしくない当たり障りのない人間ができるでしょう。そうなれるまで頑張ります！無駄に！！
