キャンハルプー

いやー、今日も一日ぼちぼちな天気です。
地方都市Kの異様な寒さも、なぜか大寒に入ってから一段落しました。そう、そろそろ次の敵が迫ってきているのです。皆さん、お気づきでしょうか?その名は「春」!!
「まだ二月があるじゃねえか!」という突っ込みは置いといて。春という季節は人生の節目です。卒業式です、入学式です。サクラノシタニハシタイガウマッテイルノデス。*1春の生暖かな天気はさも「俺がこの人生の節目を演出してやってるんだぜ」的な傲慢さに満ち満ちています。つまるところは温い(ヌルイ)のです。人生の節目というのは大概が強制的に押し付けられるものです。そうでなければ大当たりか大コケしかありません。この押し付けがましさは春のこの時期の気温とダブって認識されます。そう、春は押し付けの季節。親は小学生の子にドドメ色のランドセルを押し付け、大学生の子は親に月二十数万の出費を押し付ける恐怖の季節なのです。自発的におしくら饅頭を行う冬と違い、春はひたすらに押し付けです。その上むき出しのエゴが、生暖かい風で中和されているように感じるところがさらに虫が好きません。
春の生ぬるさを、秋の宙ぶらりんさを愛するより、夏の虚脱感、冬の下膨れを愛するのが私のモットーです。ええ、モットーなのです。でも、これ以上寒くならなくてもいいから。ホント、オネガイ。カンベンシテ。言い過ぎました私・・・