比叡山大遭難2

前回までのあらすじ
比叡山登山のため、前日のレインボーマン鑑賞からの流れそのままで集められたメンバー。当ブログの主・mantrapri、先祖の居城は観音寺城宇多源氏、右翼の北九州人真言の三名。彼らの行く手に立ちふさがるのは鬼か蛇か!?・・・たぶん遭難
ということで延暦寺講堂の鑑賞です。
ここにはあらゆる宗派の祖師が祭られています。さながら祖師博物館。あなたのお気に入りの祖師も見つかるかもしれませんよ?ちなみに空海*1はいません。
お次に本題の根本中堂です。
お堂に入る前に昼飯を済ませたので、すっかり眠くなってしまった私ですが後輩の手前、気を張りつつ入堂。内部では、これまで空けられなかったお堂が全開になっておりました。そう比叡山の根本中堂は内陣の中にもさらにお堂が入っているのです。その中に収められた薬師如来さまを見ながら思わず真言がこぼれます。
「オンコロコロセンダリマトウギソワカ、オンコロコロセンダリマトウギソワカ
とともに、私の頭が前傾しだしました。宇多源氏くんと真言僧くんは私が宗教的霊性に打たれ、法悦状態に入っていると解釈したそうですが何のことはありません、寝ていたのです。この後も歩きながら寝たり、世間話をしながら「漫画sick*2と比叡××の○○△△して、■チョー気持ちいい」とわけのわからない言語を口走るような最悪の昏睡状態へと陥っていたのでした。
そんなふらふら野状態で時計を見るともはや四時近く。そろそろ下山しなければ闇の世界へと取り残されてしまいます。私がイニシアチブを取っていたので、無動寺谷の方を回って帰ろうよ主張しました。今考えればこれが悲劇の始まりだったのです。
性懲りもなく次に続く。

*1:なんだかようわからんが香川県善通寺市出身のすごいおっちゃん

*2:リンクつないでるブログの主。昔彼と比叡山に行ったときの事を語っていたつもりだったが、はたから聞くとこのような怪文になる