アンティゴノス朝マケドニア

「小説や論文やピュアガールばっかり見ているとピータンになる」との啓示を聞いたので、私も明日から預言者*1です。新しい世界宗教を開きます、ええ。その前に漫画紹介。

ヒストリエ(2) (アフタヌーンKC)

ヒストリエ(2) (アフタヌーンKC)

昨日と違ってストーリー紹介。主役はエウメネスというアレクサンダー大王の部下なんですが、彼の青年期から話が始まって、今幼年期の回想シーンで三巻までいっています。このままだと完結はずいぶん先になりそうですが、気長に待つことにします。で、一応アリストテレスとか大王とかアンティゴノスなんかの有名人はちらほらと顔を見せてはいます。
今んとこかっこえーなーって思ったのはアンティゴノスですね。彼はアレクサンダーの死後、アンティゴノス朝マケドニアを建国しエウメネスの終生のライバルになるんですが、いまのとこは怪しげな眼帯のオッちゃんですな。ただ、岩明均の描く人間(特に危ないヤツ)*2に特徴的なひし形の目や、その下の隈なんかが只者ではない感じをかもし出しています。次の四巻では回想シーン終わって出てくるのかなー。兎に角今後がもっとも期待できそうな漫画です。

*1:“予”言者ではない

*2:へウレーカのハンニバルなんかは視点が定まってなくて完全にイッちゃった人