人ではない誰かへ

「今日からお前たちの名前はスパ王だ!!今後一層の忠勤に励むように」
これが商品の運命です。家電と食料品は特にこのような悲惨な運命が待っています。小麦粉のアグリッピーナ(仮名)は加工されて、このような辱めを受けるわけです。彼らが人間なら納得できるはずがない。
プラスチックのチェーザレ(仮名)は、ある日工場長から「お前は冷蔵庫になる。その名も野菜中心蔵だ!!」と言われるわけです。イタリア人の彼に赤穂も四十七士もわかろうはずがありません。なんたる侮辱!?
このような人間様の厚顔無恥は有史以来数限りなく続いています。それでもって今更、「人間が他の生物から絶対恨まれているはずだ。ガクガクブルブル」ですと?『冗談はヨシコちゃん(と明らかにおかしいハゲの三つ子)!!』*1
もはや人間以外の生物との相互理解なんて生ぬるい事をいってる段階はもう終わったのです。つーか暇になったやつが考え出したのです。*2家畜化した時点でもはや怨嗟の塊ですよ、やつらは。人間と同じ思考回路をしているのならば。していなければ分かり合えるはずはないのです。少なくとも人間の一方的な感情を処理してくれる善意などこの宇宙のどこにもありません。、体育座りでひとりごつのはやめましょう。それでも人間以外の他者への憐憫を示したいなら「ベントラーベントラー」言って、構造がそっくりな他の星雲の人を呼ぶか、プログラミングしてロボ作りましょう。
その方がよっぽど救いがないけど、まだ愉快です。

*1:サリーちゃんに出てくるサブキャラ

*2:ゾロアスター教聖典・アヴェスターでは供犠の牛に対して苦しい言い訳をしてるがね