gobusata

どうも皆さんご無沙汰です。シャバ世界の空気はうまいなぁ。
いえね、ちょっとね、ちょっくらあっちのほうへ行ってたんですよ。いえね、あっちってぇいってもガニメデみてぇな遠いとこじゃあござぁせん。ちかーい、ちかーいとこなんざんす。一寸目をつぶって見なさいや、ほら、網膜の中を小さな星や大きな星がちらちらちらちら掠めるでやしょう。そいつをパッとつかんでみなせぇ。あんたにも行けるはずだぜ、コロンブスっていう異教徒が釈迦力(しゃかりき)つかっても探せなかった夢の島さ!*1
この島は極楽ですぜ。なんてったってアイドル・・・じゃなかった、なんてったって夢は見放題、聞き放題、話し放題。夢眼耳鼻舌身意。そんな島さ。戦も飢饉もないこの世の極楽、さながら鳥がいない、フェリー代のかからない竹生島*2のようなとこなんでさぁ。
・・・え?なら何で帰ってきたんだって?そいつはあんた、島のすばらしさを世間に伝えるためでさぁ。といったってヴェスプッチさんの名前をつけてインディアン嘘つかないと言ってる、そいつの存在事態嘘ってなぁ島に貶めようなんて考えてませんぜ、自由の戦士イナズマンイラクへ行くなんて事になりたくないですからね。*3クワバラ桑原、制服はカンコー。人に広めはしますが強要はしません。何故ならこの島は一人ひとつ持っていて、行くは自由ですが帰りは難しい世界だからでさぁ。そう、そうなんです。すばらしいはすばらしいが、この島は素晴らしいだけなんです。それ以外のもの、つまらんもんや下らんもんは何もない。ただあるがままなんでさぁ!!ああ!!恐ろしい。いや、その島に行けば恐ろしいことすら素晴らしい。ただ、素晴らしいだけなぁんだ!!ああああ、シャバ世界にいてはじめてわかる恐ろしさ、その島の名は
「おしまい」

*1:飛鳥涼作の歌

*2:琵琶湖の中心で愛を叫ぶ島

*3:伴大助(直弥)が薩摩隼人のごとくチェストと叫びまくる特撮