新しく始まった仮面ライダーカブト平成ライダーも七年目。第一期ライダーシリーズを凌駕して、メタルヒーローシリーズにも対抗しうる(というかのっとった)長寿コンテンツですな。カッポレ、カッポレ。
まあ、そこで難癖をつけるのも大人気ないわけですが、まぁ、なんというか、そのですね
『決してリアルな現実に近づいていると思うなよ』
ということです。よりリアルなヒーロー、葛藤するヒーローが平成ライダーだとお思いの各人もいらっしゃるでしょうが、やはり、というか昭和ライダーにも増してあのシリーズは戯画だと私は考えます。怒りはひとまずおさめてお付き合い下さい。
第一・子供が出てこない
これが過去シリーズともっとも本編を画する点でしょう。クウガで犠牲になったり、龍騎で一話だけ戯れに出てきた他はなかなか出てきません。まあ、か弱い子供を狙う悪の組織という主体じたいも無くなっている昨今ですが、それならなおさら、無差別攻撃や異生物が人間の特質を利用するため、子供を人質に取ってしかるべきです。昨今の幼児が犠牲になる犯罪に考慮してという点もあるでしょうが、それならなおさら現実にはリアルな措置でも作品世界ではフィクションではないでしょうか。
第二・組織が出る
ウルトラマンメタルヒーローではよくある事だったのでいまさら何をいわンやですが、平成ライダーには警察を始め、必ずといっていいほど組織が登場します。これがリアルだと思われる方もいるでしょうが、かなり胡散臭いです。あれだけ埼玉アリーナ近辺で頻繁に戦っていながら、その秘密組織は一般人には何もバレていないし、戦っているライダーの呼称を各メディアが使用していないことです。(クウガ除く)警察が組織だとすればメディアに情報をスッパ抜かれないためにある程度のリークはするでしょうし、秘密組織ならなおさらマスコミがかぎつけ、謎のヒーローの名前を勝手に決めてるはずです。昭和ライダーの名前を初対面の人が知っているのは、ある意味合理的なのです。
第三・携帯に出すぎ
ここまで来ると個人的な誹謗中傷の感があると自分でも思います。が、言います。携帯にすなおに出すぎです。ライダーが機械の奴隷になってどうすんねん!!例えば
乾『木場!お前は味方なのか!?』
木場『僕は・・・』
巧の携帯鳴る
乾『もしもし!』
・・・どないやねん。木場と真面目な話しとる時やがな!いくらオルフェノクだからってホイホイ出るなや!ちと待てや!!