科学者

科学の進歩はすばらしいですね。核戦争で人類が全滅すればそうも言ってられませんが、ある意味そこまで壮大な集団自殺ができるというのは宇宙的に見ても類がなく、希少価値(レア度)としてはすばらしいのではないでしょうか。まあ、んなこと言っても我々はそれを実感することはないのでしょうが、ネ。

「ちぃいっ!?何たること!ショット・ウェポンさまの画が出ないっ!!」
ええ、まあぶっちゃけ今回言いたいことはこれだけです。なしてこげな事がいいたいかといえば、・・・長くなりますのでお付き合いください。
ゴジラ』の志村喬*1をはじめとして日本のアニメ、特撮は多くの科学者を輩出してきました。特に七十年代の特撮、ロボットアニメブームは科学者の粗製濫造ともいえる横行振りで、夕方テレビをつければ科学者がいる、というありさまです。多分実際の科学者(博士号取得者以上を指す)より架空の科学者のほうが日本においては多いのではないでしょうか?
かくのごとく大量の科学者を生み出しておきながら、アニメも特撮も十分に彼らを遇していたとは言い難いと思います。ある意味ロボットに乗るやつ*2や改造されたやつ*3より、それを作った人間(科学者)*4の方が個性的であり、異能であるはずなのです。それなのにいつも草葉の陰に隠れた存在。
そんなウップンを晴らしてくれた作品が聖戦士ダンバインであり、そこに出てくるオーラマシンの開発者・ショット・ウェポンなのです。
さらに長くなりそうなのでショット・ウェポンに関しての考察は次回にて。

*1:昭和の名優。たしか山梨県出身。関大出

*2:兜甲児

*3:本郷猛

*4:兜博士や緑川教授