シベリア超特急

こんなんみましたわ。

これでガンダム以降の富野作品コンプリートです。早く『海のトリトン』や『ダイターン3』のレンタルが始まらないかなあ。ということで注目ポイントごとにコメント。

・全26話
ブレンパワードでも感じたけどやっぱり寸詰まりな気がします。四クールでは終盤までたるいことがあるので、ガンダムイデオンのように約三クールぐらいの尺が一番快適に見られますね。あ・・・両方とも打ち切りかア。

・癒し
これの対極にある言葉が皆殺しです。主要キャラクターでは死者はほぼ皆無でしたね。安心して見れますが、シベリアの氷の下に沈められながら一人も死者が出なかったのはありえません。

・プレイボーイ
だいたいが変態仮面やヘタレ*1のようなイタイ人たちにこの役が振られることが多かったのですが、監督が癒しに目覚めてからハリー・オードといい、本作のゲイン・ビジョウといい、堂々とジゴロぶりを発揮して恥じるところがありません。これも癒しの影響なんでしょうか。

・ゲームの肯定
ヒッキーのゲーマーを主役にしています。作中でもたびたび引きこもってゲームをしていますが本作のスタンスは全肯定です。監督が癒しに目覚めたということもありますが、なによりカプコンのスタッフが大幅に参加していることが原因かと・・・。

・メカ
軟体生物風のメカが大暴れです。基本的にオーバースキルという超能力を使って戦うので気分はジョジョですね。オーバーだけにチャックがついてるのが素敵。


・・・とまぁ、なんだかんだいいましたが面白かったです。テンションと作画を最後まできちんと維持し、かつラリッた子安武人が見れたので。ですが敵のケジナンというキャラが伊頭○作*2に見えるのは私だけでしょうか・・・。

*1:シャア・アズナブル

*2:1.遺 2.臭 3.鬼 好きな字を入れてください