日々のできごと

後輩のアナーキン・ブッコロスカイウォーカーくんと一緒に地方都市Kでやっていた画材まつりに行ってきました。
マーブリング体験やら、カリグラフィーについての話を聞いたりと楽しい時間をすごしつつ、雲形定規ケント紙を買って帰りました。本当はマクソンが出している便利道具・集中線が簡単に書けるテンプレートが欲しかったのですが、3400円と馬鹿高かったので断念しました。もう少し安くなることを祈りますが、客層が拡大しなそうな商品なので無理でしょう。帰りに時代祭の渋滞に巻き込まれました。このときに初めて時代祭を見たのですが、足利尊氏がいなかったのに絶望してその場を去りました。もうそんな時代でもあるまいに。今の地方都市Kには誰のお陰で「金閣銀閣」があるのか。「五山十刹」があるのか。観光客が来るのかを考えているのでしょうか・・・。
で、そのあとはウチでアナーキンくんと延々だべっていました。基本は手塚治虫の他氏排斥とエログロナンセンスに関する話題でした。何故、現代では無害なマンガとして親が子に手塚治虫を勧めるのかがどうしても理解できません。きっと絵のタッチに騙されているのでしょう。これも解せないことの一つです。「やけっぱちのマリア」*1は当時叩かれた割には、今では至って無害ですが・・・。
その後、「気持ち悪い」言葉について話をしました。普段何気なく発音する言葉で、語感に不吉なものや、居心地の悪さを感じるものについて、二人で延々と例を挙げ続けていきました。例「チェ・ゲバラ」、「マンダラ」、「トラウマ」など。何か違和感を喚起させる語の並び。
で、これらの統計によって得られた結果なのですが、


① 濁点やパ行の言葉が含まれている。(ゴルゴン、パラドックス)
② マ行ないしはンで打ち消される箇所がある。(カルマ ホルモン)
③ ラ行が合間合間に挿入される。(ボルボック、アナロジー)


これら三要素が絡み合って、「気持ち悪い」語感を形成しているとの結論に至りました。ちなみにこの文はアナーキンくんが「絶対に面白いから書け!!」といったので書きました。どうでしょう?面白いでしょうか?

*1:ダッチワイフに自分のエクトプラズムが乗り移って実体化するという内容のマンガ。当時PTAに叩かれた。青年期の性衝動について科学的解説が入るのは手塚治虫のテレか?