サンタ特集第一章「サンタクロースは二度三度死ぬ」

今日からはサンタ特集だよ!!まずはみんなにとっておきの秘密を教えよう。耳をかっぽじってよーく聞くんだ。
「あのね!*1サンタさんはキミのお父さんなんだよ!!」
?そんなの知ってるて?なめるな?チッチッチ、お話はこれからだぜよい子の餓鬼坊やたち。君達はお父さんがクリスマスプレゼントをくれるのは、決して家族サービスなんかじゃない、彼が正真証明のサンタクロースだからだ。
君達はサンタクロースがセントニコラウスが列聖化して伝説化した存在だと思っているだろう。大間違いだ。サンタいや、「アレ」は六億年前に隕石に乗ってこのガイアにやってきた。それからあらゆる生物に寄生して、その欲望を高め、争いを生み、進化を助長してきたんだ。しかし人類が誕生して以降、ヤツは今までの使ってきた「食欲を操り、進化を促す」という方法だけではこの種族の進化を促せないという事に気付いたんだ。そこで「アレ」は物欲を促す方向へと作戦を転化した。それが今のクリスマスだ。よい子にはプレゼントを、悪い子にはムチを。という徹底した信賞必罰主義で物欲を幼い子供に叩きこみ、ヨーロッパ全体を覆い尽くしたんだ。
それからの歴史は君達も良く知っているだろう。物欲は重商主義を、大航海時代を生み出した。そこから植民地、帝国主義の蔓延だ。全ては幼少期にセントニコラウスを名乗る「アレ」によって叩きこまれた物欲が為せるわざだったのさ。この遺伝子はいまや人類中に撒き散らされて、物欲へと人間の感情が自然にシフトするよう促される。幼少期のクリスマスによってね。父親は気づかないうちに「アレ」に操られ、子供を洗脳しているのさ。そうして物欲に促された人類は、快楽のための進化を続ける・・・。
「アレ」の目的は何かって?よく聞いてくれた。アレは地球侵略をもくろむ高度な文明人が送りこんだ脳に寄生し、おまけに遺伝する情報生命体なんだ。この文明人はものぐさで自分たちが住むに適した環境を見つけるだけではなく、そこを自分たちと同じ文明レベルに自動的に進化するように設定しているんだ。そうすれば、彼らがそこに訪れるだけでおあつらえむけの文明が用意されている。恐るべき侵略者、さ。おまけに我等の遺伝子には侵略情報生命体が遺伝情報として組みこまれている。ヤツらと同じ文明レベルはあれどもヤツらに逆らう事などできはしないのだ!!
・・・そういうことで君達のお父さんの正体はサンタクロースだ!!

*1:あかほり先生のあのね商法ではない