ガンガンギギン

修羅場になってきたのでこんなの見ました。

星獣戦隊ギンガマン VOL.1 [DVD]

星獣戦隊ギンガマン VOL.1 [DVD]

現在の戦隊モノのフォーマットを作ったのが秘密戦隊ゴレンジャー。そしてそれを発展させたのが電子戦隊デンジマン。敵味方入り乱れたスペースオペラにしたのが電撃戦隊チェンジマン。シニカルなドラマを持ち込んだのが鳥人戦隊ジェットマン。と、戦隊モノにはターニングポイントとなる作品があります。
だいたい五〜七年周期で登場するこれらの作品によって戦隊はフォーマットを更新し、シリーズものとして脅威の長寿番組となりました。そして2007年現在までの流れを作った作品がコレ。銀河戦隊ギンガマ・・・*1星獣戦隊ギンガマンなのです。
まずオープニング・エンディングでわれわれの心をガッシリつかみます。歌手はなんとあの希砂未竜!!
・・・だれだそれ?うふふ、まあ聞いてみてください。
ギンガマンオープニング

いい曲です。「しずむ太陽 ひきあげるのさ」という言い回しがすごい好きです。で、どこかで聞いたことありませんか?この歌声。そうタイヤキ!子門真人!!70年代の三大アニメ・特撮歌手といえば子門真人水木一郎ささきいさお。異論はないと思います。(人によってはヒデ夕樹とか堀江美都子かも)その中でもガッチャマン仮面ライダーイナズマンゴジラ対メガロでその歌声を遺憾なく発揮した子門真人こそ筆頭に挙がるべき名前だと私は考えます。ささきいさおもアニソン歌手デビュー作として「新造人間キャシャーン」を歌ったとき、子門のガッチャマンの歌い方を参照にしたといっています。それほど特徴のある子門ヴォイス。独自の粘りや「スゥプァアアアーク!!」*2「ウヮーォ」*3や「プゥワンチ、プゥワンチ、プゥワァァーンチ!!」*4などの奇声が聞くものの耳を離しません。実は子門氏が戦隊モノを歌うのはこの作品が初めてです。いままでなかったのが不思議ですね。
このことからも東映ギンガマンに対する気合の入れ方が伺えようというものです。で、肝心の中身のほうですが、ちょっと長くなったのでまた明日。話す項目だけピックアップしておきますと。


月光仮面を意識したクール編成
小林靖子
③重複するストーリーライン

の三本です。明日もまた見てくださいね〜。ンガグッグ。

*1:地球戦隊ファイブマンに登場した敵の戦隊。ギンガマンより当然先に出ているので紛らわしい

*2:英語版ウルトラセブン

*3:イナズマン

*4:ジェットジャガーのうた