戦隊化する仮面ライダー、仮面ライダー化する戦隊

今日も朝から楽しくオバカなスーパーヒーロータイム。堪能しましたですよ。
ゲキレンジャーは敵のボス・理央(りお)が前線に出てまいりました。そいでもってマスターシャーフとの一騎打ち。その後は五毒拳の使い手とゲキレンジャーの五対一の決闘。熱いです。モモタロスではないですが「最初からクライマックス」です。シャーフの「不闘の誓い」やら、まだまだ謎が多く残されていますが、四話目にして早くも激動の展開。先が期待できそうです。今日も巨大化戦解説のバエが出てくるのですが、またもや逃げそびれ、メレに飲み込まれてしまいます。・・・解説してるヒマあったら逃げろよ。
仮面ライダー電王の方も大変です。ウラタロスに憑依された良太郎。朝、意識が戻ったらスマートレディーの部屋に転がり込んでおりました。こちらも激動の展開です、別の意味で。しかし、ハナはどんどん凶悪化しておりますなぁ。モモタロスやウラタロスが憑依するより、ハナが憑依したほうがよっぽど電王強くなると思うんだけど・・・。そして良太郎のねえちゃん。エロいですね、何かが。



そんなこんなで朝から飛ばしておりますスーパーヒーロータイムですが、タイトルにもしましたように戦隊が仮面ライダー化、仮面ライダーが戦隊化しているような気がします。まずゲキレンジャーですが主人公がまんま仮面ライダーアマゾンです。野生児です。また近年の戦隊モノは三人で活躍するものが多く、少人数化しています。こうなると平成ライダーのアギトや555、響鬼に見られる三人単位の仮面ライダーとそう変わらないような気がします。
一方、仮面ライダー電王ですが、平成ライダーではクウガ以来の個性ある敵が毎回登場しています。つまり、個性をもって喋る敵キャラということです。これは戦隊モノの敵のフォーマットに近いものがあります。また、モモタロスなどのキャラに見られるように、本作はギャグ重視の内容となっています。これは従来の戦隊モノの路線と似通った部分があります。そして人格憑依という形でタイプチェンジする仮面ライダー。その姿は色分けされておりさながら戦隊モノのコスチュームです。と、同時に電車による巨大化戦もあります。おまけに脚本が小林靖子で、設定も同氏の脚本「タイムレンジャー」の世界観、時空観を下敷きにして改良発展させた内容です。
今回のスーパーヒーロータイムでは戦隊モノは仮面ライダー化、仮面ライダーは戦隊化する傾向が顕著になっています。このまま一体化が進むとどちらかのアイデンティティが喪失してしまわないかが心配です。
しかしもっと心配していることが一つ。

・ゲキレッド(鈴木裕樹)=大石秀一郎(ミュージカル テニスの王子様)
・理央(荒木宏文)=乾貞治(ミュージカル テニスの王子様)
仮面ライダードレイク(加藤和樹)=跡部景吾(ミュージカル テニスの王子様)
テニミュ化する特撮!!!