蚕食ボールペン

私mantrapriは、いつも自分のことしか話さない。清く正しい勉学の徒。そんな私が今、テニプリの次にハマッていることが有り申す。

三色ボールペン情報活用術 (角川oneテーマ21 (B-43))

この本です。皆さん、文房具やとかで３色ボールペンが売っている事は知ってますよね。「あの使い方がイマイチわからん」と言う人、多いと思います。赤、黒、青の３色。赤は重要ポイント。黒は日常の筆記。では青は・・・？そんな疑問に答えてくれるのがこの本です。この本は３色ボールペンの日常生活での使用によって、脳の活性化を促す画期的な方法論を教えてくれます。そしてここで使われる色は従来の３色ボールペンの標準カラー。赤、黒、青ではなく、
赤、青、緑なのです！
この本は世界を３色に分けることから始まります。
客観的に見て最重要な事柄が赤。
客観的に見て重要な事柄が青。
主観的に興味を持った事柄が緑。
この色分けを日常の筆記においても徹底します。何かメモる時はその事柄の役割を考え、配色を決定する。この作業を日常的に繰り返すことで重要事項が頭の中ではっきりと区分されるのです。ルーズなあなたの救いの神です。私もこれのお陰で論文が書けました。アメリカの通販のような
「ヘイジョニー！！このブゥオォールプゥエェーンスゴイヨー！！」
恥ずかしいセリフだって平気で言えちゃいます。
色分けによって得をする点は他にもあります。それは緑。
これを使う前の私は自分の中での優先的なことと、世間的に優先的なことの区分がつけ辛かったのです。しかしスケジュール帳や論文を３色ボールペンでガシガシ色分けしていくとあら不思議。重要だと思っていたことが、自分の中だけで重要な緑だと言うことに気づいたり。自分の主観で不要だと判断していた論文の一節が論旨のなかで重要な赤の役割を果たしていることに気づくのです。おまけに緑は自分の主観。興味関心を浮き彫りにします。これまで何気なく見過ごしてきた自分の性向、趣向が緑によって浮き彫りにされ、己とは何かを自覚させるのです。脳の活性化とはズバリ「自覚すること」にあると思い当たったしだいです。３色ボールペンはあなたの無自覚を自覚に変えてくれます。色分けを楽しみながら！

しかし世間で流通している３色ボールペンの大半が赤、黒、青の３色。緑がなければ客観と主観を分けるという、３色ボールペンの最大の意義が達成できません。かといって４色だと黒が邪魔。そこで目をつけたのがパイロット社から発売されているハイッテックC　coletoです。
これは３色ボールペンの本体の中に、自分の好きな色のインクをつめてオリジナル３色ボールペンが作れるというシロモノです。これならば邪魔な黒を搭載することなく、３色カスタマイズしたペンが作れます。オマケに太さも0.3から選べるので、論文や手帳に細かい字で書き込みをしたいと言う私みたいな人間には大変便利！

この二点をセットにして今なら1300円！1300円の大御奉仕！！
って、オチつけたら叩き売りみたいだけど。ホントに効くよ、コレ。