ガチホモ三国時代

蜀の丞相・諸葛亮孔明は「天下三分の計」を唱えました。
これは現代の三権分立にもつながる、権力の集中と乱用を防ぐ優れた抑制、均衡の法則です。そう、三が正数とされるのも、この数がお互いを制御しあって最高の調和を保つところにあります。
で、孔明が活躍する「三国志」にも三分の計が及んでいるのです。ただし日本のアニメ、漫画界において。魏、呉、蜀の三国ではなくここで三つに分かたれているのは…
ノンケ、ユリ、ホモの三権分立なのです!!
このうちノンケには横山光輝の「三国志」が該当します。しかし、現代の思考や嗜好が複雑極まりない世の中。ノンケの三国志だけでは中原の安定が保てなくなりました。そこで登場したのが「一騎当千」(ユリ)や「鋼鉄三国志」(ホモ)なのです!!今回は三国のうち、ホモに該当する鋼鉄三国志について取り上げます。

あらすじ
父親を呉の孫策に殺された少年・陸遜は、あやしい軍師・諸葛亮孔明に育てられ、誤った大人の階段を上ることになる。完全に洗脳され、一分に一回は「わが師、和菓子」と連呼する陸遜を、サドっ気の強い師匠はあっさり追い出す。その上「お前の親父を殺した呉に仕官しろ」と鬼畜な命令まで下すありさま。
カルト教団の教祖以上に孔明を妄信する陸遜はそんな孔明の鬼畜プレイを受け入れ、父の敵の孫策に仕官するも、一話であっさり敵は死亡。すっかり目的を失った少年に美人主君、押しかけ弟、筋肉上司、メガネ、軍師、義父などのよりどりみどりなラインナップからのモーションと、エモーションが炸裂する!!
もちろん全部男。