陸遜と愉快な仲間たち(もちろん全部男)の中でも私が最も魅力的に感じるのが押しかけ弟こと凌統(りょうとう)です。

描いてみました。まるで女です、別に私の補正がかかったわけではありません。本編でも実際、女にしか見えません。でも男です。
彼女いや、彼は町で暴漢にからまれていたところを陸遜に助けられます。そのとき何を思ったか、やおら陸遜のマントをめくりあげます。そしてそのまま
「今日からおにいちゃんと呼ばせて!!」*1
と衝撃の発言をします。陸遜に返答の余地を与えずワンドを懐から取り出して謎の呪文を唱えます。どうやら義兄弟の契りの祭文らしいのですが、行動が唐突過ぎて付いていけません。それが済むと、今度は父親に面会です。初対面数秒で義兄弟になったと思ったら、もう親との顔合わせです。どんなフラグを立てても、これ以上の神速攻略は不可能ではないでしょうか…。あと数時間あれば結納まで漕ぎ着けたかもしれませんね。(もちろん男です)
その後、なんだかんだあって凌統の家に住むことになった陸遜。すっかり凌統ルートに突入しています。その次の次の週には父親が死亡。一つ屋根の下、二人っきりという絶好のシチュエーションが完成してしまいました。もはやどうあがいても凌統エンド確定かと思われたそのとき、弟子を奪われる危機を察した諸葛亮孔明先生が軍議にかこつけてイカレたピンクアフロの劉備玄徳と共に呉へと乗り込んできます。
ここからがいよいよ修羅場です。この後に起こるであろう赤壁の戦いよりも、陸遜のフラグの方がこの世界にとって重要な気がしてきました。私としては破滅ルートが目に見えている孔明ルートよりも、熱々の新婚生活が堪能できる凌統ルートを陸遜くんには選んでもらいたいのですが…狂信者ですから、むりでしょうね。恐るべし、「鋼鉄三国志」。
あ、東方の続き、忘れてた。こちらはまた明日ということで。

*1:原文よりやや補正あり