とりあえず恒例の画像アップ。

東方紅魔郷5面ボス、東方妖々夢東方永夜抄東方花映塚プレイヤーキャラクターの十六夜咲夜さんです。ザ・ワールドが使えるマジカルメイドです。私が好きなニコニコ作家のはんどぅさんが現在製作しているマッド「サクヤのごとく!」の主役でもあります。

ニコニコではバージョン2までできております。これについてはまた後日触れたいと思います。
で、弾幕です。東方というシリーズは敵を撃破することよりも、弾幕を如何に見せるか、避けるかということに目的が特化されたゲームです。登場する敵キャラはスペルカードというオリジナルの弾幕を駆使して攻撃してきます。その圧倒的な物量と質量はプレイするものをおののかせて余りあるほど。
ここでハウツー者お得意のたとえ話を持ち出します。そう、人生を東方に例えるならば、弾幕はさながら襲い掛かってくる困難!しかしそれとて抜け道がないわけではない。
①まずは目の前の問題に対処する
弾幕の物量に圧倒され、勢いに呑まれたままミスをして道を誤ってしまう人も多いと思います。しかし、目の前の弾幕を落ち着いて処理していけば、案外避けられ続けるものなのです。そう、全体を見ることも大切ですが、なによりも目の前の問題(弾幕)に焦点を絞り、確実に処理していく(避ける)ことが成功への秘訣となります。
②出し惜しみをせず、己をさらけだす
人は見栄を張りがちな生き物です。余裕がないのに余裕がある振りをしたり、ない袖を振ったりして取り返しの付かないことになるのもしばしば。そんな人間の性を東方の弾幕は「ボム」という形でいさめています。そう、弾幕に取り囲まれたときの強い味方・ボム。あらゆる弾幕困難に対応する切り札ですが、人は前述したように見栄の生き物。余裕がないのにもかかわらずボムを使わずに避けられると過信してしまうのです。その結果、大切な自機のみならず、ボムのストックまで失ってしまうのです。
そう、限界まで見栄を張らず(ボムを墓場までストックせず)に、自分をさらけ出すこと(ボムを惜しみなく使いきること)が大切なのです。見栄もボムも墓場まで持っていけるものではありません。過信せず、己の弱さを相手に示す(喰らいボムねらいでなく容赦なく使う)こともまた大切なのです。
③人をよく観察し、特性を掴め
人間は十人十色、千差万別です。あなたとそりの合う人もいれば合わない人も当然います。すべて己の目を通した判断であって、自分の思い込みや、主観によるバイアスが他人への見方をゆがめてしまうものです。東方はそんな人が持つ偏見を弾幕の形でいさめています。そう、だんまくも十人十色。くない、光球、赤球、氷結弾幕、さくやさんのナイフ、うどんげの座薬。形も違えば速度も、当たり判定も違います。しかし、ただ一つの真実がこれら弾幕を結び付けていますそれはいかに避けて、「自機を生き残らせるか」ということ。
人間関係もそうです。我々は自分の利益を誘導するために相手と付き合うのです。無償の愛も、それを実感することなしには成り立たないので、当然「愛を感じる」という利益を誘導するために行われる行為であることに変わりありません。
基本軸を自己の利益(自機の生存)に据えれば、世界平和や因習、道徳などのバイアスに流されずに相手を比較的公平な目で見る(弾幕の性質を理解する)ことができます。そしてその人から何を学べるか、何が得られるか、反面教師とできるか。など、相手から貪欲に吸収しようという意識(相手の弾幕を如何に避けるかという意識)が生まれ、ひいては人間性へのあくなき探求の第一歩(ステージクリアのみを目指すのではなくマニアックなプレイや高得点狙いなどのやりこみへのあくなき探求の第一歩)となります。

かように弾幕は人生に大切な多くのことを教えてくれるのです。なので、一刻も早く製品版を手に入れて、弾幕から人生訓をもぎ取っていきたいと思います。

オマケ

界隈でネタになっている十六夜咲夜氏の疑惑について絵にしてみました。詳しく知りたい方は東方wikiでも見て調べてくださいませ。