雨雨ふれふれかーさん

あたいが留守している間に扶桑(ジャパン)には台風が迫っているらしいですね。困ったぜ。な、mantrapriです。おこんにちは。
昨日も今日も一昨日も、雨雨雨雨、ふれふれふれふれふれ。かあさんかあさんかあさんかあさんが、蛇の目でお迎えうれしいな、ピチピチチャプチャプらんらんらん。
…うれしくねぇよ。ちなみに蛇の目(じゃのめ)とは蛇の目傘のことで、昔の傘のデザインは中央に黒い丸をあしらっており、それが蛇の目に似ていることから蛇の目と呼ばれておりました。決して母親の目が蛇のようにらんらんと光って、わが子を食い殺そうとしているといった蛇淫の性のような怪談ではありませんので、お見知りおきを。
こう毎日雨が降るようではナメクジのようにドロドロに溶けてしまいそうです。ぐずぐずぐう〜。蛙の鳴き声も聞こえますが、ちっとも嬉しくありません。
まてよ、蛇、ナメクジ、蛙といえば「三すくみ」ではありませんか。三すくみ、そうそれは相克し合う三者の関係。じゃんけんや狐拳と並んで江戸時代に勇名を轟かせたトリニティー。その関係は、
蛙はナメクジに勝ち、蛇は蛙に勝ち、ナメクジは蛙に勝つというものです。
蛇と蛙の勝因は分かるのですが、ナメクジがどうして蛇に勝てるのかがよく分かりません。どうやらコレ、ナメクジが体から溶解液を出して蛇を溶かすのです。江戸時代の三すくみの図には、巨大ナメクジが蛇を溶解させる、それこそ妖怪絵図のようなものが残っています。って、そんなデカイやついないよ!!
こんなことを考えつつも、やっぱり雨は憂鬱なのです。