夢々忘れるなかれ
こんなものを見ました。
- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
- 発売日: 2006/07/14
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この物語は前世の記憶を夢を通してみる点が重要な鍵となっています。誰もが一度は体験するであろう、「いつも見る夢」。これが前世への入り口となります。
ご多分にもれず、私にもこういう体験はあるわけで、夢の中にしか出てこない、それでいてお馴染みの景色というヤツがあるのです。しかしてその景色は夢から醒めると雲散霧消してしまう。ただ「いつもの景色を見た」という思いだけが残るのです。そいでもって忘れていた景色は夢の中で再生されると「ああ、前に夢で見た景色だ」と、思い出す。詩化して思い出すのもまた夢の中。すぐに消え去ってしまいます。
現実でしか手に入れられない、見れないものがあるように、夢でしか手に入らない、見れないものも確かにあるのです。さりとてその姿は掴みがたく、忘れ去るので語りにくい。まこと夢とは玄妙。
そいでもって私が夢の中において初めて見た景色で、後に現実で存在を確認できたのはJR立川駅だったのです。何故か。だからといって立川に因縁があるわけでもなし、なにやら理不尽な気持ちで置いていかれるのが夢との交渉というやつです。皆さんもゆめゆめご用心。