川内康範先生へ

川内康範先生が逝去されました。
衝撃です。先生はそれこそ死なないものだと、いや、本気でそう考えていたので、ショックです。
私の好きになったひと、好きだったが次々に死んでいく。いや、これは不幸なことではなく、触れ合える生命は世代を超えて存在していた。そういうことなのでしょう。そして川内先生は世代を超えて、そうそれこそあらゆる年代の人々にメッセージを届け続けてきた。だからこそ、先生を知り、先生の作品に触れることができた。そう考えることにします。
先生は娑婆世界を離れられ、新たなる仏国土へと旅立たれたのでしょう。「袖摺りあうも他生の縁」また別の世界でお会いできることを楽しみに、今はしばしのお別れです。