「読み手」はどこにいるか、とか、ね

さて、藤田和日郎先生の月光条例第一巻が発売しました。
で、

月光条例 1 (少年サンデーコミックス)

月光条例 1 (少年サンデーコミックス)

この作品の現時点でのキモは

其の一:月光(ゲッコー)が「本当のことを言っていない」のはどこか?
其の二:ダブルミーニングな「読み手」、「通訳」としてのエンゲキブ
其の三:先週号のサンデーまでが月光条例の「プロローグ」(一寸法師、金棒による括弧括り)

だと思います。で、今後の布石として気になるのは
・エンゲキブの「今のカレ」
・「さいしょう」とか、「鉢かづき」中の、ほかの登場人物(長谷観音は敵にならないよな…、多分、う、ううん。自信が無い)
はだかの王様
・物語の中での「運命」と「ストーリー」の違い
てなとこですかねぇ。また更新します。