未来のみつけかた

いまだきたらざるもの未来。
いまだきたらざるもの未来。
未来をみるひとは、預言者は未来を見ている。
ツマリ彼には未来が来ている。
ということは彼の未来は我々の未来と違う。
預言者は未来を前提にして、更にさきの「未だ来たらざるもの」を見る、のか?
彼らはわたしたちから見ると、未未来(みみらい)を見ていることになる、のか?
未未来は、直線上にあるのか、それとも同心円の広がるさきにあるのか。
先鋭的に先が見えるのか。包括的に先が見えるのか。
未だ来たらざるものへの、未だ未だ来たらざるものへの、夢を、語ろう。
諦めるには具体化がたらなすぎる。塞ぐには漠然としすぎている。
未来は未だ来たらざるもの。その意味を、その価値を、言葉にしよう、普通名詞で語ろう、固有名詞で把握しよう、自分の言葉にしよう。
その未来が独善的であればあるほど、人類の可能性は広がる。その未来が普遍的であればあるほど、人類の理解は広がる。
未来には可能性しかないことを、その絶望、希望を具体的に、把握、しよう。
そうすれば、預言者のみのみる未未来を、垣間みることが、できるかもしれない。