2011-06-01

21:41
昨日の続き。Xライダーの歌曲は菊池俊輔の挿入歌の中でも最高傑作の部類に入ると思う。全曲はずれなし。特筆すべきはイントロの鮮烈さ。

21:53
オープニングの「セタップ!仮面ライダーX」はむろん、「Xライダーアクション」、ダウンタウンゴレンジャイで流用された「突撃仮面ライダーX」、仮面ライダーシリーズ中でも白眉のイントロ「白い弾丸クルーザー」。そして仮面ライダーV3屈指の名シーンに流れる「ぼくのライダーマン」。泣ける。

21:58
畳みかけるような、巻き上げるような「ライダー賛歌」も、エンディング「おれはXカイゾーグ」もいい。どの歌も終わりに向けて一直線に進んでいくそのひたむきさで、他のライダーシリーズの歌曲のような「遊び」の部分が無い。そこがたまらなくいい。

22:02
ダレ場がないから、溜まりに貯まったボルテージをどこに持って行けばいいのか分からなくなる。ボルテージをひたすら高めるという点では仮面ライダーブラックRXの歌曲もちょっとちかいところがある。

22:07
Xライダーやゲッターロボの1974〜5年が私の中では菊池俊輔の頂点だなぁ。

22:15
これだけXライダーをマンセーしているけど、別にXライダーのシリーズとしての評価が高いわけではない。こういうことはしばしばあって、仮面ライダー(無印)はシリーズとして評価するけど、歌曲の総合面では第1期ライダーシリーズでは評価していない部類に入る。

22:19
私の中での特撮歌曲最高峰は「宇宙刑事ギャバン」。ギャバンの前に歌曲なく、ギャバンの後に、歌曲なし。

22:22
山あり谷あり、串田アキラの張り、ハーリー木村の透明感、そして渡辺宙明の豊かなバリエーション。三者が組み合わさった奇跡。


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