2011-10-24

00:41
@m8daw 煩悩即菩提ですね。やっぱり元ネタは三教指帰なのかなぁ?敵娼の名前とか。

13:35
図書館史の資料探しに、筑波大学図書館情報学図書館に行く。(早口言葉みたいだ)

15:12
筑波大学春日キャンパスなう。日本国見在書目録の書籍チェックと、上代図書館史のクロスチェック。

16:10
仁明朝の職事補任見てたら、小野篁伴善男の関係が良好なことを示す資料をみっけた。佐伯有清の「伴善男」でもたぶんコレには触れていないはず。

17:29
調査終了。つくば市に来ると、なぜか外国(アメリカや韓国の都市部)に来たような錯覚を受ける。一番日本らしくない都市景観かもしれん。

17:30
この町はなぜだか無性にホームシックになる。

18:37
@Izumi_asato 日本の都市景観は味気ない、無機質だって言われますが、つくばの計画都市を見た後だと、どんなに開発がすすんでも、他の町は日本らしい「情趣」を残していただ、と再確認させられます。

20:33
ストレスが溜まると講談社学術文庫を買う癖を(以下略)

20:53
@Izumi_asato ミナミの雑踏、すてきですよね。大阪では環状線沿線の京橋とか鶴橋の混沌とした景観が好きです。

20:56
70年代初頭の第二次特撮ブームのときには、1日に3本以上の特撮番組が当たり前だった。今のアニメとおなじような活況があったのだ。それがどうして衰退したのか?

20:58
理由の最大のものに、表現手段がアニメに奪われていったというのがある。確かに、特撮のヒーローは非日常、人外の存在であり、彼らの存在をわざとらしくしないためには二次元というクッションが、実写よりも有効だったのだろう。

21:00
しかし、現代においては生身の人間が表現するべきことまで、アニメに奪われてしまっている。いや、むしろ逆にアニメや漫画から生身の人間が演じるべき題材を得るという、逆転現象が主流になっている。

21:04
本来は実写で表現すべきことまでアニメに奪われている。日本人が持つ照れや恥の意識が拡大して、より遠い他者を通したほうが物語を自然に受け入れられるという事態が、広がった結果なのでは、と。

21:08
日本の二次元媒体が海外で受けてるのって、海外の人は我々が照れや恥を感じるような表現も、実写やメジャーどころでやってしまい、そういうものが拡散するのに対し、日本人は恥から自分ではない誰かに恥ずかしい台詞や歌を歌わせる路を推進し、二次元というジャンルを強固にしていったのではないか。

21:10
自分ではない「誰」か、人間ではない「誰」かに代弁させることが常態化した日本っていうのは、すごく土俗的であり、先進的であると思う。

21:13
だから自分の中ではサブカルチャーのサブは「副次的」なサブ、ではなく、「補助」としてのサブ、他者を通して己を代言する日本人にとっての「メイン」カルチャーだと、思っている。

21:15
ちなみに日本の伝統芸能って、大体このサブ(補助)カルチャーだから。能とか。

21:18
近世に行くとこまで行った、サブ・カルチャーの文楽を学ばなければ、たぶんここらへんの日本人の業については理解できんよなぁ。努力努力。

21:22
特撮では、着ぐるみではまだ「遠い」ところ、自分ではない「サブ」の位置を獲得できなかった。特撮はこの意味であくまで「中途」の存在だったのだと思う。アメリカがアメコミを特撮化している昨今と、日本人の特撮へのパトスのあり方は、たぶん、違う。

21:24
己から程々離れた、安定した他者性を持つ「サブ」カルチャーこそが、日本人の主流であり、それは「恥」や「畏れ」といった日本人の行動規範と大いに結びついている。


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